第7回定例会会議録
- 平成20年12月11日(木曜日)
- 開会:午前9時30分
- 閉会:午前11時39分
案件
報告第1号 平成20年度定例監査の結果について
一般質問
議案第51号 清里町優良賃貸住宅条例の制定
議案第52号 清里町公園条例の一部を改正する条例
議案第53号 北網広域圏組合規約の変更について
議案第54号 北網広域圏組合の解散について
議案第55号 北網広域圏組合の解散に伴う財産処分について
議案第56号 緑清荘の指定管理者の指定について
議案第57号 パパスランドの指定管理者の指定について
議案第58号 清里町管理の道路橋梁および河川の指定管理者の指定について
議案第59号 平成20年度清里町一般会計補正予算(第3号)
議案第60号 平成20年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第61号 平成20年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
発議 第3号 議員の派遣について
開議宣言
議長(村尾富造君)
ただいまの出席議員数は、9名です。
ただいまから平成20年第7回清里町議会定例会を開会します。
ただちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(村尾富造君)
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、4番 澤田伸幸君、5番 田中 誠君を指名いたします。
日程第2 会期の決定について
議長(村尾富造君)
日程第2 会期の決定についてを議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。議会運営委員会委員長 加藤健次君。
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2番(加藤健次君)
本定例会は一般質問、各会計補正予算など提案件数、議案の内容から判断して、本定例会の会期は本日、1日間とすることが適当と思います。以上が議会運営委員会の結果でありますのでご報告いたします。
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議長(村尾富造君)
お諮りします。本定例会の会期は委員長の報告のとおり、本日1日間にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間に決定いたしました。
日程第3 議長諸般の報告
議長(村尾富造君)
日程第3 議長諸般の報告を行います。
事務局長に報告させます。議会事務局長。
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事務局長
議長諸般の報告5点についてご報告申し上げます。1点目、議員の派遣の状況および会議・行事等の出席報告についてであります。(1)道道整備促進に関する要望について、10月3日網走土木現業所、10月8日北海道建設部にそれぞれ町長、議長が出向き下記の路線の早期着手、早期整備について要請を行いました。(2)福島県古殿町表敬訪問について、10月9日、10日の日程で交流のあります福島県古殿町を町長、議長が表敬訪問いたしております。(3)東京清里会総会について、10月25日東京都で開催され村尾議長が出席いたしております。町政等の現状報告や会員との情報交換、交流が行われました。(4)北網ブロック議会議員研修会について、10月28日美幌町で開催され議員全員が出席いたしております。今回は裁判員制度について研修を受けました。(5)網走支庁管内町村議会議長会正副会長会議について、11月11日上湧別町で開催され村尾議長が出席いたしております。平成20年度決算見込みおよび平成21年度予算大網について協議が行われました。(6)斜里郡3町議会連絡協議会について、11月13日斜里町で開催され議長、副議長、常任委員長が出席いたしております。この協議会は、斜里郡3町の正副議長、常任委員長をもって組織し、広域行政について意見交換、調査、研究を行うことを目的としております。今回は医療の現況、体育施設の広域利用について情報、意見交換を行いました。(7)第52回町村議会議長会全国大会について、11月19日東京都で開催され村尾議長が出席いたしております。6ページから8ページに添付しております事項が決議され、また記載の要望事項を採択し関係省庁に要請活動がなされたところでございます。(8)第33回豪雪地帯町村議会議長全国大会について、議長全国大会に引き続き開催され、9ページにあります事項が決議され、また記載の要望事項を採択し関係省庁に要請活動が行われたところでございます。(9)北網ブロック議長会議長府県行政委託調査について、議長全国大会の日程に併せ実施したもので、11月20日から22日まで北網8町の議会議長全員が出席をいたしております。広域行政について、愛知県吉良町にあります西尾幡豆広域連合および京都府笠置町にあります相楽郡東部広域業務連携協議会を訪問し、組織、広域業務の内容課題等について視察、調査を行いました。(10)管内町村議会議長会臨時総会について、12月3日上湧別町で開催され村尾議長が出席いたしております。平成20年度決算見込みおよび平成21年度予算大網について、承認、協議が行われました。(11)その他会議、行事について記載の会議、行事等に議長、副議長、所管常任委員長を初め、各議員が出席いたしておりますのでご報告申し上げます。
2点目、常任委員会および議会運営委員会の開催状況について、記載の期日、案件で会議が開催されておりますのでご報告申し上げます。
3点目、視察来町について、10月3日雄武町議会総務文教、産業福祉常任委員会。10月17日新潟県上越市議会会派。11月11日福岡県福津市議会会派が本町を視察のため来町されました。本議会からは議長、副議長、関係常任委員長、行政側からは町長、関係課長の出席をいただき対応いたしておりますのでご報告申し上げます。
4点目、例月現金出納検査の結果について、平成20年9月分、10月分、11月分について10ページから12ページのとおり提出されております。いずれも適正であるとの報告であります。
5点目、平成20年第7回清里町議会定例会説明員等の報告について、13ページのとおりとなっておりますので、ご参照いただきたいと存じます。以上で議長諸般の報告を終わります。
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議長(村尾富造君)
これで、議長諸般の報告を終わります。
日程第4 町長一般行政報告
議長(村尾富造君)
日程第4 町長一般行政報告を行います。町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
町長の一般行政報告を申し上げます。第1点目の主要事業報告であります。1点目のニュージーランドモトエカ訪問団来町についてでありますが、9月30日から10月7日までの8日間、大人7名、子ども8名、合わせまして15名の来町があった訳でありまして、町内の施設見学、学校訪問、あるいはホームステイ、そして10月3日には歓迎交流パーティー、118名の参加者をいただき実施をいたしたところであります。2点目の道道整備促進事業要望についてであります。この関係は、町内の道道3路線の整備についてであります。(1)(2)(3)とありますが、(1)につきましては15号道路、清里市街。(2)につきましては札弦緑間の円山墓地付近の道道であります。(3)につきましては斜里岳登山道でありまして、山小屋付近までの道道であります。この関係につきまして、10月の2日、3日、8日と土木現業所斜里出張所、網走土木現業所、そして北海道建設部、道議会議員とそれぞれ要請活動を行ったところであります。3点目の国道334号道路整備促進地域連携会議の関係についてでございますけど、これは美幌、斜里を結ぶ国道の整備についてであります。10月3日、7日、23日と美幌で会議を開き網走開発建設部、北海道開発局へそれぞれ要請活動を行ったところであります。次4点目の滝上町の100年際記念式典でありますが、10月5日滝上町で開催され参加をいたしたところでございます。次5点目の古殿町の訪問であります。一昨年、町長、議会が訪問いたしましたので表敬訪問ということで10月9日、10日実施をいたしたところでございまして、町内視察、交流を行って参りました。6点目の園遊会招待についてでありますが、10月の23日宮内庁長官よりご招待をいただきましたので、東京赤坂御苑で行われた園遊会に参加をいたした次第であります。参考までに申し上げますと、全体で2千名という事が言われておりまして、町村長は全国で40名と伺っております。次7点目の平成20年秋の叙勲受章についてであります。清泉、石井清春氏、瑞宝単光章を受章されたわけでありまして、心よりお祝いを申し上げる次第でございます。8点目の北網広域圏組合理事会の関係であります。11月7日、網走市で行われました。付議案件でありますけども、この組合の解散および財産処分についてであります。この関係については今回の定例町議会でもご提案申し上げておりますので、宜しくお願い申し上げたいと思います。9点目の網走支庁管内総合開発期成会秋季要望についてであります。11月14日実施されまして、要望先でありますけれども、北海道知事、北海道企画振興部、総務部にそれぞれ要望したわけでありまして、要望者は、私とそれぞれ3市の市長が対応し、要望事項は記載のとおりであります。10点目の地方財政確立、分権改革推進実行運動。全国町村会の要望活動でありますけども、11月25日実施されました。要望者は、私と北海道山本副知事、北広島市長であります。要望先は北海道担当ということで道内選出の各関係国会議員に地方税財源の充実強化について要望を行ったところでございます。11点目が全国町村長大会、11月の26日東京で行われました。案件はここに記載のとおりでございまして、決議案件そして要望項目が行われ無事終了いたしております。
大きな2点目の主要事業の執行状況でありますけれども、1枚はぐっていただきまして5ページであります。清里町一般廃棄物最終処分場浸出水処理施設増設工事から4線道路凍雪害防止工事までそれぞれ記載の工期、種別、進捗割合で計画のとおり執行されていることをご報告申し上げます。
次、大きな3点目の主な会議、行事等の報告についてであります。まず、清里消防団防災訓練、9月21日緑ヶ丘公園で実施されました。それぞれ、通信訓練から記載の内容でありまして約200名の参加者をいただき無事終了いたしております。次、第1回清里町地域産業振興懇話会の関係であります。10月6日役場で開催され、それぞれ関係団体からの情報提供、意見交換等が行われ出席者は記載の方々がそれぞれ参加されているところでございます。次、第2回オホーツク地域づくり連携会議であります。10月20日網走開発建設部で開催されまして、この会議の主催は網走開発建設部と網走支庁が交互に開催している会議でございます。内容は、オホーツク地域における地域づくりの方向性についてそれぞれ協議が行われたわけでありまして、出席者は網走支庁管内代理を含む18の首長が参加いたしております。次、東京清里会総会でありますが、10月25日東京で開催されました。内容等につきましては、町政等の取組みの報告あるいは近況報告、懇談等が行われまして町側から7名、そして会員の方々73名のご出席をいただきまして無事終了いたしております。次、清里町顕彰式・表彰式の関係でありますが、11月1日生涯学習センターで行われております。それぞれ記載の自治功労あるいは教育文化、産業経済、社会福祉功労そして善行表彰それぞれ無事に終了いたしております。次、高齢者保健福祉計画、第4期介護保険事業計画、障害福祉計画の答申でありますが12月1日、答申をそれぞれ受けた次第であります。答申の内容でありますけれども、平成21年度から23年度まで3ヶ年計画の基本計画について答申を受けたところでございます。次、第2回清里町地域産業振興懇話会、12月5日役場会議室で開催されました。緊急経済対策事業について、それぞれ関係機関、団体の皆さんからの情報提供および意見交換等を行ったところであります。出席者は記載のそれぞれの代表者の方々のご出席をいただいた次第でございます。次、自治会長会議でございます。12月8日福祉センターで開催されました。それぞれ役場関係課よりの連絡依頼事項等の協議が行われた次第でございます。出席者は自治会長26名であります。以上を申し上げまして、町長の一般行政報告とさせていただきます。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。これで、町長一般行政報告を終わります。
日程第5 報告第1号
議長(村尾富造君)
日程第5 報告第1号 平成20年度定例監査の結果についてを議題といたします。
監査委員の報告を求めます。代表監査委員 篠田恵介君。
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代表監査委員(篠田恵介君)
平成20年度定例監査の結果についてご報告申し上げます。監査の期間ですが、本年10月27日から4日間で行っております。監査の対象でございますが、一般会計および特別会計における予算の執行、事業の執行、財産の管理状況、その他について行っております。
次に監査の結果ですが、予算の執行状況(1)監査の方法、一般会計および特別会計に係る歳入歳出予算の執行状況について資料の提出を求め、証憑突合、その他通常実施すべき監査手続きを実施いました。また、収入支出証憑の提出を求め、財務規則に則って事務処理がなされているかを確認しました。(2)監査の結果でございますが、各会計における予算の執行状況について、別表4ページ、5ページのとおりになっておりまして、計画に沿って適正に処理されていることを認めます。(2)事業の執行状況および契約の事務処理についてですが、(1)監査の方法ですが、事業の執行状況については、各課より工事等実施状況調書の提出を求め、各種工事、物品購入、委託事業などの110件について各課抽出により監査を実施しました。監査の執行にあたっては、抽出した関係の書類の提出と担当者からの説明を求めた。また、こども広場整備工事、財産管理住宅取り壊し工事、清掃センター破砕機ライナー改修工事、障がい者保育備品、地域優良賃貸住宅建設工事、公営住宅団地内道路整備工事については、実地監査を行っています。結果でございますが、事業の執行状況はそれぞれの工事の実施計画、工事工程表に基づき予定どおりの進捗状況でございました。また、契約関係の事務処理に当たっては、財務規則等法令に基づき執行されており概ね適正と認めます。(3)財産の管理状況。(1)監査の方法ですが、財産台帳の提出を求めそれぞれにつき監査を実施いたしました。監査に当たっては、関係する書類の提出を求めるとともに担当者の説明を求めました。(2)結果ですが、財産の管理および財産台帳は概ね良好に整備されている。なお懸案の備品台帳については、本年度より整備に着手されているので早期完了を望むものである。(4)その他の監査ですが、(1)の方法です。ア)公金の取り扱いについて、出納室、札弦支所、緑支所、江南パークゴルフ場に実際に出向きまして実地監査を行っております。イ)実行委員会の会計処理についてですが、花と緑と交流のまちづくり委員会、表記のとおりそれぞれの実行委員会について関係書類等の提出を求め監査を行っております。ウ)時間外勤務命令簿、年次有給休暇、特別休暇処理簿、出勤簿について各課抽出により提出を求め監査を行っております。(2)結果でございますが、ア)支所等の公金の取扱いは正確であり、事務処理についても適正になされておりました。イ)各実行委員会の会計は適正に処理されていました。ウ)時間外勤務命令、年次休暇等は適正に処理されていると認めました。
4番目、改善、検討を要する事項について申し上げます。事務処理については逐次見直し、改善のあとが見受けられ概ね適正に執行されていると認めた。なお、次の事項については再度検討し、配慮を望むものでございます。(1)各種保証人について。公営住宅の入居、奨学金等の貸付には保証人を付けているが、年数が経過すると保証人が欠けたり、また保証人としての適正を失っていることが想定される。今後、未収金が増加する傾向にあるので、一定期間ごとに保証人の点検を行うなど見直しが必要と思われるので検討されたい。(2)随時契約について。焼酎醸造にかかる資材の購入については、その特殊性から随時契約が多く見られるが、製造原価の低減を図り収益性をより高めるため、見直しの余地がないかどうか検討されたい。以上でご報告を終わらせていただきます。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。これで報告第1号 平成20年度定例監査の結果についてを終わります。
日程第6 一般質問
議長(村尾富造君)
日程第6 一般質問を行います。
順次発言を許します。勝又武司君。
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1番(勝又武司君)
質問に先立ち、ちょっと風邪を引いておりますので声がかすれてお聞き取りにくい部分もあると思いますけれども、ご了承いただきたいと思います。
それでは発言の許可をいただきましたので質問させていただきます。現在、町においては、平成21年度の予算の編成に向けて事務作業を進めているところだと思いますが、内外を取り巻く経済情勢が一段と厳しさを増す中どのような基本的考え方で予算の編成に望まれているのかをお伺いしたいと思います。すでにご承知のように、我町の基幹産業であります農業におきましては新たな経営安定対策と名をうった政策のもと、最近は下落し落ち着きを取り戻しつつある燃料油の乱高下や、肥料を初めとする生産資材の高騰、食の安全問題、更にはWTO、EPAなどの諸外国との交渉など非常に厳しい環境下におかれ、時代を担う若い農業後継者の間でも将来への不安、そして農業そのものに夢を持てないと言う声さえ多く聞かれる状況であります。また、所得の減少による消費意欲の減退や町外大型店舗への消費流出によりポイントカード事業導入など様々な努力をされている商店街も非常に厳しい環境下にあると認識しているところであります。更には、公共事業の減少により建設業の衰退や、そこで働く労働者の雇用の不安増大とともに一般勤労者の所得もさらに厳しさを増しております。こうした中、米国発のサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機が日本にも大きな影響を及ぼし、そのことが経済基盤の脆弱な地方に危機的な大打撃を与えることも心配されております。町では、こうした環境を踏まえ本定例会において他の市町村にも類のないような全町民を対象とした積極的な緊急経済対策を補正提案されていることに敬意を表するところであります。色々な諸課題を抱える中、新年度予算編成に向けての町長の基本的な考え方と、重点政策の方向性についてお伺いいたします。
次に、歳入財源の見通しについてお伺いいたします。景気が大きく後退する中、過去において10年ほど約4億円超で推移している町税収入も、平成20年においては税源移譲もあったのにも関わらず4億を大きく下回る決算見込みとなると伺っております。また、全国的な経済の低迷により国税収入も大幅に減少し、地方交付税の財源についても数兆円の減少が見込まれるとの報道も一部で聞かれます。その様な中、我町の財源は交付税や国庫支出金などの依存財源の占める割合は約75パーセントと大きく、交付税の削減は大きく町財政に影響すると思われます。町の財政運営上、安定した自主財源の確保、さらには依存財源の全体見通しについて状況をお伺いしたいと思います。合わせて、急激に進む高齢化に伴い医療費の急激な伸びによる特別会計の繰り出しなど、国保会計を初めとする特別会計の財源確保についても厳しい環境下にあると認識するところですが、それらの見通しについても合わせてお伺い致します。以上2点につきまして、町長の考え方をお聞きいたします。宜しくお願いします。
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議長(村尾富造君)
町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
勝又議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。平成21年度の予算編成についてでありますが、21年度の予算編成に当たっての基本的な考え方につきまして、ご質問にもございましたように国際的な金融不安や、この燃油の乱高下、さらには各種原材料価格の高騰、あるいは急激な円高の進行によります国内経済も後退局面に入ったと言われております。私達、日常生活などあらゆる分野において不透明感が増すと伴に、先行きに対する不安が日々高まってきているのが現状ではないかと認識をいたしているところでございます。清里町内におきましても、基幹産業であります農業を初め林産業、建設業、あるいは小売商業など、このすべての業種に大きな影響が及ぶとともに、一般勤労者の雇用や生活不安も増してきていると認識しているところであります。こうした内外の情勢にありまして、何よりもまずすべての町民の皆さんが安心して安全に暮らすことのできる町づくりを、この住民参加と協働により今後ともしっかり築いて行くことが基本になるものと考えているところでございます。平成21年度予算につきましては、現在、鋭意編成作業を取り進めているところでありますが、安心安全の町づくりを柱に、この健全財政を堅持しながら、第4次清里町総合計画と現在策定作業が進められております第2期清里町自立計画の推進を基本とした予算編成を行って参りたいと思っているところでございます。また、重点的な施策の考え方でありますが、基盤となる産業振興を継続的に推進するとともに総合計画、さらには自立計画の重点事業となっております健康づくり、子育て支援、さらには花と緑と交流のまちづくり事業について住民参加と協働をさらに一歩進めながら継続的に施策、展開して参りたいと考えているところであります。なお、過日、安心安全の町づくりを進める上での大きな柱となる清里町高齢者保健福祉計画、第4期介護保険事業計画、障がい者福祉計画の答申を策定委員会からいただいたところであります。また、第2期清里町自立計画につきましても明年1月には答申をいただく予定となっております。両計画とも、今後町民の皆さんからのパブリックコメントをいただく、これをいただきながら成案となっていきますが、平成21年度の重点施策の実施に当たりましては、両計画をしっかりと反映した内容となるように努めて参りたいと思っているところであります。
(2)の歳入財源の見通しについてでありますが、国から平成21年度地方財政計画がまだ具体的に発表されておりませんので、現時点における考え方を申し上げご理解を賜わりたいと存じます。まず、自主財源の主体となる町税についてでありますが、景気の後退や経済の低迷が影響し今年度に引き続きかなり厳しい環境となり、具体的には当初予算において4億円をかなり下回る予算計上になろうかと推計をいたしているところであります。また、依存財源となり歳入において1番大きな比率を占める地方交付税につきましては、ピーク時の平成11年、12年度には約32億円でありましたが、今年度は約24億円と8億円の削減となっております。平成21年度の地方交付税につきましては、国においては当初出口ベースでマイナス3.7パーセントと試算しておりましたが、財源となる国税5税の落ち込みにより、法律で定められた地方への配分率を理論計算した場合、さらに大きな減額も予想されるところであります。しかしながら、地方経済の急激な落ち込みに対する支援の側面から別枠での加算や赤字国債による対応なども政府内で論議されており、今後その動向をしっかりと把握しながら予算編成に当たる事が必要と認識いたしております。さらに、道路特定財源の一般財源化に伴う新たな特例交付金の設置や自動車重量税や取得税の暫定税率の引き下げによる譲与税への影響などについても慎重に見極めをして参りたいと思っているところであります。なお、特別会計におきましても厳しい経済環境や人口減を反映し、国民健康保険会計の保険税を始め上下水道の使用料、また焼酎の販売収入等の歳入も引き続き厳しさを増すことが予想されておりますので、収入の適正な確保に努めるとともに、一般会計からの所要の財源手当を行うことも必要と認識いたしているところであります。以上を申し上げまして、答弁にかえさせていただきます。
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議長(村尾富造君)
勝又武司君。
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1番(勝又武司君)
ただ今、明確かつていねいに答弁をいただいた訳でありますけども、何点か再質問させていただきます。まず1項目目なんですけども、予算編成についての考え方と重点施策についてのことなんですけど。今年度においては、一応重点施策ということで5つの柱の中でやられたわけなんですけども、明年度からも一応総合計画など新たな自立計画、それらの中から事業を絞ってやって行くような形のものを説明でいただいたわけなんですけど。ただ、どれらも継続してやっていかれるような形の中でそれぞれに町民に対して意味深い事業の取り組みではないかなと、その様に感じるわけなんですけども。ただ、予算の関係などそれらを絡めた時に、色んな形でその一つの予算配分がきちっとなされた形の中で取組みがなされて行けるのかなと、その様なことを懸念されるような部分がある訳で、その中で色んな形で散漫するのではなくて、何か絞った形で実施するのも一つの方法かなと感じるような部分なんですけども。先ほど3つの子育て、花緑、健康づくりとその様な形で取り組まれると言うことでしたけれども、そこら辺についてどの様に考えておられるか一つお伺いしたいと思います。
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議長(村尾富造君)
町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
ご質問にお答えを申し上げますけども、町づくりの基本方針ということで、子育て支援、健康づくり、花と緑と交流のまちづくり。これを基本に大きな項目ということで今期進めさせていただいているところでありますけれども、具体的な予算の内容につきましてはこれからの内容ということになろうかと思いますけれども、住民本位の、とにかく健康づくりをしよう、あるいは子育て支援、合わせまして環境関係、こういったことを中心にそれぞれ多くの町民の皆さんのご協力をいただきながら、あるいはまた、過般開催されました自治会長さんにも色んな面でお願いを申し上げたところでありますけれども、町民一体となった運動としてやって行きたい、その様に考えているところであります。
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議長(村尾富造君)
勝又武司君。
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1番(勝又武司君)
もう1点お伺いしたいものがあるんですけれども。今回緊急経済対策という形の中で、他の町にも色んな形でやられている部分も最近になって聞かれるようになりましたけども、いち早く全町民を対象としたような取組みをされたという。そこなんですけれども、ただ私の質問の中にもありましたように、早々そんなに簡単に経済が上向きになるような形のものが見えない中で取り組まれたような部分は敬意を表す部分なんですけども、なんと言うかその場しのぎというか、そういう様なことで無く長期展望に立った形の中でこのことをどうして行ったらよいのかということで、そういう風になると町村だけの問題ではなく、国全体の問題でないかなと思うんですけど、そこら辺について考え方というか、そういう部分について聞かせていただきたいと思います。
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議長(村尾富造君)
町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
緊急経済対策ということで、今議会に提案をさせていただいているところでございますけれども、景気の動向、全国的に宜しくないのはそれぞれ報道されている通りだと思いますが、特に清里町の場合は、過半公表されました北海道の商業統計調査によりましても清里町のみ大幅に消費が減少している、こういった状況も見受けられますし、今回の対策によりましてそれぞれ団体の皆様にもお願いしなければならないと思っておりますけれども、これを実施する過程の中で町も実施いたしますけれども、それぞれ関係機関の皆様にもご協力をいただきたいと、そういう願いも込めているわけでありまして、これをすることによって2倍、3倍あるいは欲を言えば10倍程度の効率が上がるような姿になって行ければいいなと、その様に感じているわけであります。そう言ったことで、色んな面で多くの町民の皆様方のご協力をいただきたいという風に思っているところであります。
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議長(村尾富造君)
勝又武司君。
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1番(勝又武司君)
なかなか、この冷え込んだ景気に一つの光を呼ぶようなことも難しいような部分でないかなと思っておりますけども、これには各課の積み重ねの中でもこういう状態になって来たというものがありますので、早々簡単な一つのカンフル注射を打ったことぐらいではよくなっては行かない様な部分なのかなと、そういう風に認識するような部分でございます。次に、歳入財源の見通しについて再質問させていただきます。先ほど、依存財源などそういうものについて説明をいただいたわけなんですけれども、ただ国もなかなか今中央政府の方で色んな形でブレているような部分もありまして、皆目来年度の予算につきましては掴み所がないような部分も見えるような部分なんですけれども。ただやはり75パーセントの依存財源で一つの町が運営されているというような部分の中では、やはり、そのいわば交付税に対する依存率が実に高いような状態の中で、やはりそのことも大きく落ち込むという様な部分では、町の色んな事業に取り組んで行く形の中でどうしても先細りになって行くような形になるんでないかなと、そのように感じる部分です。ただ、そんな中でそこがやっぱり減らされるような中では少しでもやっぱり自主財源を確保して行くってことが重要なポイントになるんではないかなと。そんな中で考えているわけですけど、実際に税の収納率、そういうのも若干微増ではありますが悪くなってきている部分が見えるような感がします。また収入未済額、これらにつきましても町税または固定資産税を含めまして結構あるような形に見えますので、ここら辺も充分に税の公平化とかそういうのを含めて整理して行かなきゃならない部分なのかなと思っていますけども。一つ、自主財源っていう部分につきまして町長に考え方がございましたらお聞かせ願いたいと思います。
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議長(村尾富造君)
町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
清里町の場合はご存知のように自主財源が少ないわけでありますけれども、これは清里町が少ないということでは無くて法律の規定によって少ないという部分が非常に大きいわけであります。その為に財源配分ということで地方交付税制度その他の色な制度がある訳でありますけども、町税の収入あるいは使用料の収入につきましては、関係職員を始め町民の皆さんのご協力によりまして網走支庁管内では1番、2番という非常に高いご協力をいただいておりますことに、本当に感謝をいたしているところであります。収入は決められているわけでありますし、私どもそれをいかに効率的に使うか、こう言ったことに意を用いて行かなければならないものと思っているところであります。財政の基本、健全財政が基本でありますし、何が今住民にとって大事なことか、こういった事も察知をしながら的確に財政運営を今後とも進めて行きたいと思っているところでございます。
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議長(村尾富造君)
勝又武司君。
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1番(勝又武司君)
あともう1点気にかかる部分がございますけれども。先ほども質問の中で触れましたけども、特別会計に対する繰り出しの部分なんですけども、これも近年かなり額が増えて来ているような部分が感じられるわけで、平成19年には2億8千500万円、対18年比では4千870万円の増、このうちの3千万円は国保ということで、国保会計の伸びによるものだと認識しているわけです。ただ本定例会の補正予算の関係でも4千160万円ほど計上されているわけで、説明によりますとまた3月にも補正を組まなくちゃならないと。このような中で、町も今年から特定健康診査がスタートしたり何だりとあって、予防医療と言いますか、なるべく病気にならないようにして行くような方策を取って行くという様な部分ですけれども、ただそのことがまだ効力を発揮しているような部分ではないわけで、当面、国保の関係の会計の繰り出しがちょっとあるのかなと、その様に認識する部分なんですけれども。会計については特別会計に一定のルールで繰出されていると、その様な部分の中でこの自主財源の確保の為にも一つの使用料なり税率なども幾分か見直して行かなければならないのかなと、その様に感じるような部分なんですけれども、そこら辺について1点お伺いしたいと思います。
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議長(村尾富造君)
町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
ご質問にございますように特別会計がたいへんな状況、ご質問のとおりでございまして、特に国民健康保険特別会計が厳しい環境になっているわけであります。清里町は、先ほどのご質問にお答えしましたように、町づくりの基本は子育て支援、健康づくり、花緑とこう話をしているわけでありますけれども、特に本年、昨年から働き盛りの国民健康保険の被保険者の方々の長期疾病が増えてきているのは事実であります。この原因も色々あろうかと思いますけれども、今町自身で考えておりますのは、それぞれの全課体制で情報を交換しながら的確に対応できるような姿にして行かなければならないなというようなことで取り進めをしている最中でありまして、1人の方が入院されますと月の医療費が何百万ということになりますし、またそういう病気になられた場合は3ヶ月、1年で治るような方はおられないようなわけであります。何とか、この健康づくりを真剣に考えて行かなければならないなと、その様に考えているわけであります。今のところ何が原因かと言っても分からないわけでありますし、年代的にも40代、50代の方が多いわけでありますし、色々これからさらに検討を進めて行かなければならないと思っているところであります。
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議長(村尾富造君)
勝又武司君。
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1番(勝又武司君)
本当に働き盛りの方が難しい病気になったりというのは最近ある訳ですけど、町長が言われているように安心安全の町づくりという中にも一つの健康維持というような部分も充分に含まれる部分じゃないかなとこのように思っているわけですけども。ただ将来を見通した時に国保の関係でどのくらい金額が伸びて行くような部分なのかなと実に不安を感じるところです。色々お伺いいたしましたけども、たいへん財政も厳しい中で行政運営っていうのは難しくなって行くような部分かもしれませんけども、ただ最小の経費で最大の効果を上げるという、限られた財源ですのでそういう形の中で組織の機構なり、簡素合理化を図りながら町民とともに一つの町づくりを展開していただきたいなと思います。最後になりますが、いく分か理解させていただきました。私もちょっと勉強不足なもので充分とまでは言えませんけど。たいへん厳しい状況下でありますが、町民の生活の安全安心確保と健全財政の堅持と言う両面から町民が少しでも元気の出る町づくりに向け予算編成を進めていただきたいと思います。町長が町政の基本方針としている、先ほども伸べましたけども住民参加そして協働の町づくりの為にも町民の皆様の声、知恵なり工夫なりをより反映できる町政の実施に努めて行かなければならないと思います。なお今回、議会の所管事務調査において九州の小国町、人吉市、綾町、それから北郷町の4箇所を視察させていただきました。それぞれの町において北海道よりは厳しい条件のもと、官民が色々な工夫を凝らした町づくりを地道に展開されている状況をつぶさに見学する勉強する機会をいただきました。特に、地域の様々な資源を充分に生かした異業種連携の小さな取組みの一つ一つが町づくりの原動力となり、人材の発掘、育成さらには交流人口の拡大などに結び付けているわけです。そこに関わる人たちは実にバイタリティー溢れる考え方であり、何とかして町が生き残るためにというハングリーな精神なものでした。こうしたことを考えました時に、新年度の事業においてもこれらの視点に立った事業展開をさらに積極的にしていただくことが必要かと思います。最後になりますが、町長の見解をお伺いし私の質問を終わります。
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議長(村尾富造君)
町長 橋場 博君。
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町長(橋場 博君)
非常に全国的に厳しい経済情勢の中の財政運営でありまして、ご質問にもありましたように町民が元気の出るような政策づくり、また私達も行財政の改革を進めながら効率的な財政運営、元気の出るような町づくりに何とか努力をして参りたいと思っているところでありますので、宜しくお願いを申し上げたいと思います。
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議長(村尾富造君)
これで勝又武司君の質問を終わります。以上で一般質問を終わります。
ここで、10時40分まで休憩といたします。
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休憩:午前10時31分
再開:午前10時40分
日程第7 議案第51号
議長(村尾富造君)
日程第7 議案第51号 清里町地域優良賃貸住宅条例の制定についてを議題とします。
本件について提案理由の説明を求めます。建設課長。
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建設課長
ただ今上程されました、議案第51号清里町地域優良賃貸住宅条例の制定について提案理由の説明を申し上げます。本件につきましては、本年6月より旧営林署跡地に建設を進めております地域優良賃貸住宅が明年2月20日に竣工を迎えるところから、条例を制定するものであります。
それでは条例の内容についてご説明いたします。第1条は条例制定の目的であり、当該住宅の設置および管理について必要な事を定めることを規定しております。第2条は設置の規定であり、第2項では団地の名称をひまわり団地と命名し、構造、位置を規定しております。第3条は入居者の募集に関する規定であり、募集する際の方法、公示の内容等について規定しております。第4条は公募の例外であり、1号から5号までに該当する場合は、公募をしないで入居をさせることができるとする規定であります。第5条は入居者の資格であり、1号から5号までに該当する者でなければ入居できないとする規定であります。第2項については単身者住宅に関する規定であります。第6条は入居の申し込みおよび許可に関する規定であります。第7条は入居者を選考する規定であり、入居者選考委員会で選考するという規定であります。ただし、特に入居させることが必要と認める場合は、選考委員会にかけないで選考できるとする規定であります。第8条は入居補欠者に関する規定であり、補欠者を選考しておくことができるとする規定であります。第9条は入居の手続きについてであり、連帯保証人を付けることと、敷金を納付することを規定しております。また、特に必要と認める者に対しては、敷金の免除や徴収の猶予ができる旨を規定しております。第10条は住宅の賃貸期間に関する規定であり、基本的には3年間とし、両者から特別な意思表示がない限り更新されるとする規定であります。第11条は同居の承認についてであり、入居の際に同居した親族以外の者を同居させようとするときは承認が必要であるとする規定であります。第12条は入居の承継についてであり、入居者が死亡や退去した後、その後も同居していた者が引き続き居住を希望するときは承認を受けなければならないとする規定であります。第13条は家賃の決定および変更についてであり、家賃は別に規則で定めるとする規定であり、場合によっては家賃の変更ができる旨の規定であります。第14条は家賃の納付について規定しており、月末に納付すること、ひと月に満たない場合の納付額等について規定しております。第15条は家賃の減免又は猶予についてであり、特に必要があると認める者に対しては、家賃の減免、徴収の猶予をすることができるとする規定であります。第16条は敷金の徴収に関してであり、3月分の敷金を徴収できること、退去する際の返還等について規定しております。第17条は家賃等以外の金品徴収等の禁止についてであり、家賃、敷金以外の徴収や義務を課してはならないとする規定であります。第18条は入居者の費用の負担義務についてであり、4号までに記載する費用については入居者の負担とするという規定であります。第19条は管理義務についてですが、住宅の管理を適正に行うよう定めた規定であります。第20条は入居者の保管義務についてですが、住宅は常に正常な状態に維持しなければならないこと、他の者に貸したり入居の権利を譲渡しないこと、住宅の用途を変更しないこと、模様替え、増築をしないこと等について規定しております。第21条は修繕の義務についてですが、入居者は破損ガラスの取替、畳表の取替等入居者が壊してしまった物については自己負担で直さなければならないとする規定であります。第22条は収入に関する調査についてですが、入居者については収入基準が適用されるため、入居者の収入を調査する事に関して規定しております。第23条は住宅の検査についてであります。住宅を明け渡す場合、5日前までに届け出て検査を受けなければならないと規定するものです。
第24条は住宅の明け渡し請求についてであります。1号から6号の規定に該当することとなった場合は住宅の明け渡し請求をできるとする規定であり、明け渡さない場合は家賃の2倍相当の損害賠償を請求する事ができるとする規定であります。第25条は立ち入り検査についてであり、住宅の管理上必要がある場合は、入居者の承諾のもと住宅の検査をさせ指示をすることができるとする規定であります。第26条は罰則についての規定であり、不正行為で家賃や敷金の徴収を免れたときは5万円までの過料を科すことができるとする規定であります。第27条は委任についてですが、条例施行に関し必要な事項は規則で定めるとする規定であります。附則は施行日を規定するものであります。以上で議案第51号について説明を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第51号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第51号 清里町地域優良賃貸住宅条例の制定は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第52号
議長(村尾富造君)
日程第8 議案第52号 清里町公園条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。総務課長。
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総務課長
ただ今上程されました、議案第52号清里町公園条例の一部を改正する条例について提案理由のご説明を申し上げます。本件は、今年度造成を進めておりました子ども広場について基幹工事が完了しましたので、名称および位置を条例規定するものでございます。新旧対照表によりご説明いたしますので、審議資料の1ページをご覧いただきたいと存じます。改正後の条例でご説明いたします。名称および位置を規定いたしております第2条の表の一番下段に、名称・子ども広場、住所・清里町羽衣町35番地を加えます。次のページをご覧いただきたいと存じます。第4条の管理運営について教育委員会への委任を規定しておりますが、子ども広場を追加規定いたします。附則は施行期日を定めるものでございます。以上で提案理由を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第52号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第52号 清里町公園条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第53号
議長(村尾富造君)
日程第9 議案第53号 北網広域圏組合規約の変更についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。総務課長。
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総務課長
ただ今上程されました、議案第53号北網広域圏組合規約の変更について提案理由のご説明を申し上げます。本件は、地方自治法第286条第1項の既定により規約の一部変更について議会の議決を求めるものでございます。なお、同項においては一部事務組合の規約を変更しようとする時には関係地方公共団体の協議によってこれを定め、都道府県の加入するものにあっては総務大臣、その他のものにあっては都道府県の知事の許可を受けなければならないと規定いたしており、同じく地方自治法第292条において規約の変更を議会の議決を要する協議として記載いたしております。それでは審議資料の新旧対照表により改正内容をご説明申し上げますので、審議資料の3ページをご覧いただきたいと存じます。変更後の規約でご説明申し上げます。第13条の次に1条を加え事務の承継を新たに規定いたします。第14条第1項においては、組合の解散に伴う事務は網走市が承継すること。第2項は、解散後に生じる剰余金については、規約の別表第2に定める出資比率により関係市町に配分することを規定いたしております。附則は、施行期日を北海道知事の許可のあった日からと定めているものでございます。以上で提案理由の説明を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第53号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第53号 北網広域圏組合規約の一部変更については原案のとおり可決されました。
日程第10 議案第54号
議長(村尾富造君)
日程第10 議案第54号 北網広域圏組合の解散についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。総務課長。
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総務課長
ただ今上程されました、議案第54号北網広域圏組合の解散について提案理由のご説明を申し上げます。本件は、地方自治法第288条の規定により平成21年3月31日をもって解散することについて議会の議決を求めるものです。なお、同条においては一部事務組合を解散しようとする時は、関係地方団体の協議により、第284条第2項の例により総務大臣、又は都道府県に届出をしなければならないと規定いたしており、同じく第290条において解散については議会の議決を要する協議とされております。解散の理由および計画につきましてご説明を申し上げます。北網広域圏組合は昭和46年設立の北網広域圏振興協議会を母体に平成4年9月のふるさと市町村圏の選定を受けて平成4年12月に清里町を含む2市11町1村により設立されております。設立においては、伝染病予防法に基づく伝染病隔離病舎の設置、運営を協同処理事務としておりましたが、平成11年に当該事務が北海道の事務となったことから、現在までふるさと市町村圏基金の運用益により小学生の国内研修、芸術文化公演や職員研修事業などを中心に広域事業を展開実施して来たところでございます。しかし近年、低金利下における運用益の減少や、住民ニーズの多様化、加えて面積が広大等の圏域の実情により組合設立の目的とする権益の一体的振興の為の事業展開がたいへん難しいという状況となっておりました。加えて、国は本年1月に基本的に取り崩しを認めていなかった基金の取り崩しについて認めるとともに、8月には全国すべての市町村を対象としていた権益の設定や広域行政圏計画の策定を定めている要綱を廃止し地域の主体的判断を尊重して行くこととしています。これらのことを踏まえ、組合の存続については一定の役割を終えつつあるとの判断をするとともに、昨今の極めて厳しい財政状況を考慮した時、組合に設置する基金は関係市町に帰属させ、それぞれの地域振興事業に活用される事が望ましいと考えるため、今回組合を解散するものでございます。以上、提案理由の説明とさせていただきます。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第54号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第54号 北網広域圏組合の解散については原案のとおり可決されました。
日程第11 議案第55号
議長(村尾富造君)
日程第11 議案第55号 北網広域圏組合の解散に伴う財産処分についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。総務課長。
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総務課長
ただ今上程されました、議案第55号北網広域圏組合の解散に伴う財産処分について提案理由のご説明を申し上げます。本件は、地方自治法第289条の規定により解散に伴う財産処分を関係市町の協議の上定めることについて議会の議決を求めるものでございます。なお、同条におきましては一部事務組合を解散する場合において財産処分をしようとする時は、関係地方団体の協議によりこれを定めると規定されており、同じく第290条において財産処分については議会の議決を要する協議とされてございます。議案書1枚をお開きいただきたいと存じます。北網広域圏組合の解散に伴う財産処分の協議となっておりますが、組合の保有する基金10億円の内、9億円は規約第13条第2項に定める出資比率により関係市町に配分し、1億円は北海道に返還するものでございます。尚、清里町の出資比率は3.589パーセントであり、配分金は3千230万円となってございます。以上で提案理由の説明とさせていただきます。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第55号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第55号 北網広域圏組合の解散に伴う財産処分については原案のとおり可決されました。
日程第12 議案第56号
議長(村尾富造君)
日程第12 議案第56号 緑清荘の指定管理者の指定についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。産業課長。
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産業課長
ただ今提案されました、議案第56号緑清荘の指定管理者の指定についてご説明いたします。
本件につきましては、清里町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例第6条の規定により議会の議決を求めるものでございます。管理を行わせる施設は清里町羽衣町31番地、緑清荘であります。施設の概要でありますが、鉄筋コンクリート造2階建て、建物面積2千572.67平方メートル、付帯施設といたしまして広場、駐車場、バーベキューハウス、格納庫等がございます。指定する管理者は清里町羽衣町43番地、有限会社ジーピーケーであり、指定の期間は平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3ヶ年でございます。なお、3年間の基準価格3千753万円に対し、提案価格は3千536万7千円でございます。以上で説明を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第56号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第56号 緑清荘の指定管理者の指定については原案のとおり可決されました。
日程第13 議案第57号
議長(村尾富造君)
日程第13 議案第57号 パパスランドの指定管理者の指定についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。産業課長。
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産業課長
ただ今提案されました、議案第57号パパスランドの指定管理者の指定についてご説明いたします。
本件につきましては、清里町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例第6条の規定により議会の議決を求めるものでございます。管理を行わせる施設は清里町字神威1,071番地、パパスランドであります。施設の概要でありますが、鉄筋コンリート平屋建て、建物面積1千665.40平方メートル、付帯施設といたしまして広場、駐車場、バーべキューハウス、屋外トイレ、格納庫、道の駅、パークゴルフ場等がございます。指定する管理者は清里町字神威1,071番地、有限会社パパスさっつるであり、指定の期間は平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3ヶ年でございます。なお、3年間の基準価格6千333万6千円に対し、提案価格は6千207万円でございます。以上で説明を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第57号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第57号パパスランドの指定管理者の指定については原案のとおり可決されました。
日程第14 議案第58号
議長(村尾富造君)
日程第14 議案第58号 清里町管理の道路橋梁および河川の指定管理者の指定についてを議題とします。本件について提案理由の説明を求めます。建設課長
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建設課長
ただ今上程されました、議案第58号清里町管理の道路橋梁および河川の指定管理者の指定について提案理由をご説明致します。本件につきましては、清里町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例第6条の規定により議会の議決を求めるものでございます。管理を行わせる施設は、清里町管理の道路、橋梁および河川で、道路223路線、312.94キロメートル。橋、53橋梁。川、52河川であり、指定する管理者は清里町羽衣町30番地、株式会社清建工業、指定期間は平成21年4月1日より平成24年3月31日までの3ヶ年でございます。なお、3年間の基準価格2億6千685万5千円に対し、提案価格は2億6千666万8千円でございます。以上で説明を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第58号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第58号 清里町管理の道路橋梁および河川の指定管理者の指定については原案のとおり可決されました。
日程第15 議案第59号
議長(村尾富造君)
日程第15 議案第59号 平成20年度清里町一般会計補正予算(第3号)についてを議題とします。本件について提案理由の説明を求めます。総務課長
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総務課長
ただ今上程されました、議案第59号平成20年度清里町一般会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入、歳出にそれぞれ2億2千240万8千円を追加し、予算の総額を55億3千893万9千円とするものでございます。なお、今回の補正は、地域経済振興および雇用対策、さらには地元消費拡大を目的とした緊急経済対策並びに医療給付費の急激な伸びによる国民健康保険事業特別会計の繰出しを中心に、当初予算での保留事業の確定および社会福祉費、児童福祉費関係の給付実績に伴う調整等について補正予算を提案するものでございます。それでは、歳入歳出補正予算の内容についてご説明を申し上げます。
まず始めに、今回提案をさせていただく主な施策事業の内容についてご説明申し上げますので、別冊の審議資料をお手元にご用意いただきたいと存じます。審議資料の5ページをお開きいただきたいと存じます。それでは審議資料に基づき補正予算概要によりご説明を申し上げます。なお、事業費内の上段のかっこ内の数字は補正後の当該事業の予算総額であり、財源内訳については資料に記載にとおりであり特異的なもの以外は説明を省略いたします。総務費の1項給与費・1目職員給与費、人件費につきましては共済組合負担金の負担利率の確定に伴い不足所要額390万円を補正するものでございます。なお、関連する給与明細書につきましては審議資料の6ページと7ページに添付しておりますので、後ほどご参照していただきたいと存じます。2項総務管理費・17目総合行政ネットワークシステム設備更新事業につきましては、システムの更新に当たり、北海道電子自治体共同運営協議会のとりまとめによる共同利用更新経費について153万7千円の補正を行うものでございます。
9項地域振興費・1目緊急経済対策費は今回新たに科目を設けるものであり、緊急経済対策事業として、記載のとおり景気後退下での総合的な地域振興対策並びに地元消費拡大対策として、町単独事業を緊急実施するものです。内容につきましては町民1人1万円の地域振興券発行事業に4千886万円、また、次年度予定しておりました公共施設の小規模修繕、改修並びに備品購入事業に5千114万円、合わせて1億円の補正を行っていくものであり、財源につきましては基金からの繰入で措置をしてまいります。なお、審議資料の9ページから12ページまでに緊急経済対策事業の実施要綱並びに地域振興券交付事業要綱を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。4款衛生費・1項保健衛生費・3目各種医療対策費・国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、一般療養給付および一般高額療養給付、さらには退職者高額療養費給付にかかる医療費の急激な伸びに要する財源手当として4千万円。さらには、出産数が当初予算計上を上回り不足が見込まれる出産一時金として116万7千円、合わせて4千116万7千円を補正するものでございます。財源のその他4千万円は財政調整基金からの繰入となっております。なお、国保医療費につきましては現在も引き続きを大きく上回る伸びを続けており、原因分析による対策を講じて参りますが必要に応じ明年3月の年度末実行補正等においても追加対応が必要となる場合があることをご理解いただきたいと存じます。7款土木費・3項住宅費・1目住宅管理費および2目住宅建設費もともに緊急経済対策の一環として行うものであり、公営住宅等火災警報器設置事業は消防法によって設置が定められた警報器の設置に要する経費308万9千円を補正するものでございます。特定財源として国庫交付金が92万2千円となってございます。公営住宅建設事業は旧営林署跡地に鉄筋コンクリート造り2階建て1棟4戸の住宅を追加建設するものであり、補正額は外構工事を含め8千866万4千円となっております。特定財源としては国庫交付金が3千860万6千円、公共施設整備基金からの繰入金が3千万円となってございます。なお、審議資料の8ページに地図を添付いたしておりますのでご参照いただきたいと存じます。なお、本事業につきましては入札による事業費の確定後、所要の翌年度への繰越措置を行って参ります。それでは続いて事項別明細書により、款項区分による補正予算の内容につきましてご説明申し上げますので別冊の補正予算に関する説明書をご用意いただきたいと存じます。
歳出よりご説明申し上げますので桃色の表紙となっております、一般会計の事項別明細書6ページをお開きいただきたいと存じます。総務費・1項給与費・1目職員給与費390万円の補正につきましては先ほどご説明した共済組合負担金の料率確定によるものでございます。2項総務管理費・2目財産管理費・13節委託料16万5千円の補正は、温泉法の一部改正が10月1日より施行されましたので町が所有する5鉱泉の可燃性ガスの測定調査を行うものでございます。25節積立金23万円につきましては、社会教育振興に1件、ふるさと寄付として4件の寄付がありましたのでそれぞれ基金への積立を行うものでございます。5目自治振興費30万円の補正は、明年1月から電力料金の値上げが決定しており、既定予算において全体補正を図って参りますが今回不足が見込まれる2施設について補正をお願いするものであり、当科目においては街路灯分の補正を計上させていただくものでございます。17目行政情報システム管理費につきましては先ほどご説明を申し上げております。3項開発促進費・3目花と緑と交流の町づくり費・19節負担金補助および交付金45万円の補正は、明年2月に予定されておりますニュージーランドモトエカ町との友好都市協定再調印式に係る国際交流推進協議会代表者参加に係る旅費相当額を補正するものであります。なお、町並びに議会、随行職員分については既定予算により措置して参ります。7ページをご覧いただきたいと存じます。4項徴税費・1目徴税費400万円の減額は、所得税から地方税の税源移譲による年間所得変動に係る特別調整措置による減額還付措置が確定いたしましたので不用額の減額措置を行うものでございます。9項地域振興費・1目緊急経済対策費1億円につきましては先ほど補正概要でご説明したとおり、地域振興並びに地元消費拡大等を目的に実施する緊急経済対策に要する経費1億円を補正するものでございます。11節需用費におきましては地域振興券発行事業に伴う各種印刷経費に136万円、また、修繕料におきましては観光公衆施設、公営住宅、老人保健施設、保育所、学校等の修繕および老朽管理施設の取り壊し等に要する経費として3千295万円の補正を計上いたしております。12節役務費7万4千円並びに27節公課費5万1千円は、18節備品購入においてパソコンの更新および管理車輌1台の更新に係る補正を計上いたしておりますが、車輌更新に係る諸経費を計上するものでございます。15節工事請負費1千205万円の補正につきましては、レストハウスのトイレ改修、上斜里地区総合地域施設の東側ガラス壁面等の改修工事に要する経費となってございます。18節備品購入費については先ほどご説明申し上げました。19節負担金補助および交付金は地域振興券交付金4千750万となってございます。8ページをご覧いただきたいと存じます。民生費・1項社会福祉総務費100万円につきましては、福祉灯油助成制度により生活困窮者の生活安定と福祉を目的に購入費の一部助成経費を補正するものでございます。2目障がい者自立支援費51万8千円の補正は町民の町外2施設の入所による制度給付費を補正するものでございます。4目老人福祉費16万8千円の補正は介護認定ソフト改修に係る介護特会へのルール分の繰出しを行うものでございます。6目国民年金事務費49万9千円の補正は国民年金のデータ出力機能の追加に伴う改修業務を追加するものでございます。2項児童福祉費・1目児童母子福祉費・20節扶助費 205万5千円の補正は記載の各児童手当等の対象者の増減による調整補正となっております。なお、民生費の補正につきましてはそれぞれ所要の国、道の支出金が特定財源として措置されます。9ページをご覧いただきたいと存じます。衛生費・1項保健衛生費・3目各種医療対策費・国民健康保険事業特別会計繰出金4千116万7千円の補正は先ほど補正予算概要でご説明申し上げました。2項清掃費・1目清掃事業費につきましては電気料金の改正に伴う清掃センターに係る光熱水費50万円の補正となってございます。5款農林水産費・1項農業費・5目道営整備事業費20万9千円の補正につきましては、農地・水・環境保全向上対策事業の事務費の確定に伴い事務経費となる需用費20万4千円と過年度分精算に伴う還付金5千円を補正いたして参ります。10ページをご覧ください。6款商工費・1項商工費・4目オートキャンプ場費並びに6目江南パークゴルフ場費につきましてはシーズン終了に伴い使用料が確定し予算額に満たなかったため、それぞれ、その他に記載の使用料を減額し、一般財源に振替を行うものでございます。7款土木費・3項住宅費・1目住宅管理費308万9千円の補正につきましては、先ほど補正概要でご説明したとおり公営住宅等火災警報器設置に係る事務経費と設置修繕費を計上いたしております。特定財源92万2千円は国庫交付金となります。2目住宅建設費7375万1千円につきましては、当初予算で執行しております住宅建設事業費の請負残額の減額と新たに追加補正を行って参ります公営住宅の建設経費を増額補正するものでございます。13節委託料につきましては121万円、15節工事請負費につきましては7千240万2千円の補正額となってございます。11ページ、8款消防費218万円の減額補正につきましては消防組合本部人件費の減額調整費により255万5千円の減額、清里分署負担金につきましては共済負担金の率確定により37万5千円の補正となっております。9款教育費・4項社会教育費・1目社会教育総務費および3目生涯学習総合センター費の補正につきましては、英語講師の赴任のずれにより前講師を生涯学習総合センター費の賃金をもって臨時雇用しておりましたが、今回新講師が着任いたしましたので今後の実績見込みにより社会教育総務費におきましては215万円の減額、生涯学習総合センター費におきましては60万円の増額補正を行って参ります。5項保健体育費・6目学校給食センター費60万円の補正は燃料費の補正となっており、他の公共施設につきましては冬季の燃料消費額となり年度内の価格変動の中において調整が可能となっておりますが、給食センターにおかれましては調理用の燃料を通年で使用していることから年度末不足が見込まれることから今回の補正をお願いするものでございます。
それでは歳入につきご説明申し上げますので1ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入につきましては総括でご説明申し上げます。8款地方特例交付金は道路特定財源の制度のずれにより補填する為、特例的な措置として地方税等減収補填臨時交付金185万4千円の交付が決定されましたので今回補正を行うものでございます。9款地方交付税につきましては、所要不足財源の調整措置として797万円の補正を行って参ります。12款使用料および手数料の減額補正並びに13款国庫支出金、14款道支出金、16款繰入金、20款寄付金につきましては補正予算概要並びに歳出の特定財源の中でご説明申し上げました。
以上で提案理由とさせていただきます。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
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議長(村尾富造君)
加藤健次君。
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2番(加藤健次君)
緊急対策事業についてですが、非常によい事だと思うのですが、この公共事業を大きく2つに分けまして町民一人当たりに1万円の部分ともう一つは公共施設の緊急事業として概ね5千万円あるわけですが、このうちの色々な修繕項目とこの2つについてお伺いするわけですが。1つは地域振興券をそれぞれにあげて使用する訳ですが、この要綱の中に第6条民間事業者、清里町内の小売業、飲食業他サービス業など幅広い業種を対象とする。と、こういうふうにあるわけですが、清里には色んな職種、色んな環境、あるいはコンビニと農協と色んなパターンがあるわけですが、これらについてはどこででも使えるのか、その辺についての説明をしていただきたいのが1点。もう一つは公共施設整備緊急事業の中で概ね3千万円の緊急の修繕、そういうものの前倒しがある訳ですが、これらについては緊急性を持ってやるわけですし、しかも地域振興の中でやって行くというのは、この金額が入札という状態で行われていくのか、あるいはもっと細かに本当に小さな業種、あるいは仕事について本当に全体として皆さんにできる環境にして行くのか。たとえば、火災警報器等についても一括提案されているわけですが、この数字ですと基本的には入札という形になって行くわけですが、そういう幅広い環境の中で財政の効率化、こういう事もありますが今回の場合には、その要素の中には地域の振興とこういう緊急対策ですので、この辺の考え方についてちょっと再確認と言うことでお伺いをしたいと思います。
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議長(村尾富造君)
産業課長。
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産業課長
業者関係のことですけれども、町内にはうちで押さえておりますものにつきまして商工会関係も含めましておよそ140店舗位あろうかと思います。その中には、おっしゃるように農協、コンビに等々も入っております。その中で、取扱店として希望なさるお店につきましては、どなたでもと言うように書いてございます。12日に商工会関係の説明会を1回行いまして、16日にその他、商工会も含めますけどもその他のお店の希望者については説明会をし、申請登録をしていただくと言うふうな段取りになってございます。
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議長(村尾富造君)
総務課長。
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総務課長
2点目のご質問にお答え申し上げたいと思います。今回補正を提案させていただきます公共施設の整備の緊急事業につきましては、平成21年度、新年度に予定していた公共施設の小規模な改修や修繕、さらには更新を予定していた備品の前倒しをしながら実施をさせていただく。そういった提案内容でございます。合わせて、その事業の中では地域雇用を創出していく、そういったことも配慮したものとなってございます。具体的な事業としては、先ほど提案理由の中でご説明申し上げたとおり学校ですとか、保育所、レストハウス、公園などの多くの町民の方がお使いになる、そういった公衆的な施設を中心に行っていく。そういった事を考えてございまして、また町内を対象とした緊急経済対策事業であるという性格の中から町内の幅広い業種が入札、または見積り合わせに参加されるような可能性があるような、そういった事業を選択をさせていただき今回提案をさせていただいたところでございます。また、合わせまして、今回の事業においてはそれぞれ資材の調達や雇用につきましては町内を最優先していただく、そういった条件を付しながら執行して参る。この様な形になってございます。また、入札うんぬんの関係ですが、この分については財務規則に則って予定金額が100万円を超えるものについては入札、以下のものについては見積り合わせ、こういったものを合わせながら広く町内の事業者にそれぞれ財務規則に則った公正な執行の中において事業を行う。こういった事に配慮しながら今後予算が可決された場合には執行して参りたい、かように考えているところでございます。
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議長(村尾富造君)
加藤健次君。
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2番(加藤健次君)
充分理解をしたわけですが、緊急対策と、こう言いながら今の執行する段階での100万円以上の部分って言うのは理解するわけですが。緊急性の中で色んなことをする中であってはその部分を細分化して発注する方法だって時には必要なこともあるのではないかなととらえるわけですが、効率的な部分とその両方の中で非常に難しい部分があるかと思いますが、その辺についての分割できるものであれば、あるいはそのことがむだにって言いますか経費が加算しない方法での工夫がなされるべきでないかと言うとらえ方をする訳ですが、その辺について考え方をもう一度伺いたい。
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議長(村尾富造君)
総務課長。
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総務課長
発注の手法につきましては、今議員からいただいた意見を充分に頭に入れながら基本的には財務規則に則った中において執行して参りたい。このように十分考えてございますし、今回の事業の主旨、そういったことをしっかりととらえた中での実際の執行、こういったことについても充分配意して行きたい、かように考えてございます。それから、先ほど答弁した中で1点誤りがありましたので訂正させていただきます。見積りと入札の金額の部分ですが、130万円以上であれば入札、130万未満については見積り合わせ、このように訂正させていただきます。
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議長(村尾富造君)
これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第59号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第59号 平成20年度清里町一般会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
日程第16 議案第60号
議長(村尾富造君)
日程第16 議案第60号 平成20年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。保健福祉課長。
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保健福祉課長
ただ今上程されました、議案第60号平成20年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について提案理由をご説明いたします。
今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ33万6千円を追加し、予算の総額を3億7千925万8千円とするものであります。第2項につきましては別冊の補正予算に関する説明書によりご説明いたします。中ほどの薄茶色の仕切りから介護保険事業特別会計の事項別明細書になりますので2ページをお開き願います。今回の補正につきましては、平成21年度介護保険法改正に伴い、国の補助金を受けて介護保険システムを改修するものであります。
最初に下の表の歳出からご説明いたします。総務費・2目認定調査費の委託料33万6千円の増額補正は、介護保険要介護認定モデル事業のシステムを改修するものであります。財源内訳の特定財源、その他は一般会計繰入金になります。
次に1ページに戻っていただきまして、総括表の歳入につきましては歳出で財源内訳をご説明いたしましたので省略させていただきます。
以上で補正予算の説明を終わらせていただきます。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第60号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第60号 平成20年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
日程第17 議案第61号
議長(村尾富造君)
日程第17 議案第61号 平成20年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。
本件について提案理由を求めます。町民課長。
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町民課長
ただ今上程されました、議案第61号平成20年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由をご説明申し上げます。今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ4千175万円を追加し、予算の総額を7億4千279万円とするものでございます。第1条第2項につきましては別冊の事項別明細書よりご説明申し上げます。
それでは歳出からご説明申し上げますので、事項別明細書の3ページをお開きください。今回の補正は受診件数の増加、高度医療に伴う医療費の増加および出産件数の増加により補正を行うものであります。2款保険給付費・1項療養諸費・1目一般被保険者療養給付費3千12万9千円の増額は受診件数の増加および1件当たりの医療費の伸びによるものでございます。特定財源の国の支出金58万円は財政調整交付金、その他3千12万9千円は一般会計繰入金でございます。2項高額療養費・1目一般被保険者高額療養費926万9千円の増額および2目退職者被保険者等高額療養費60万2千円の増額は、いずれも受診件数の増加および1件当たり医療費の伸びによるものでございます。特定財源、その他926万9千円および60万2千円はいずれも一般会計繰入金でございます。4項出産育児一時金・1目出産育児一時金175万円の増額は出産件数の増加に伴い5名分を補正するものでございます。特定財源、その他116万6千円はルール計算による一般会計繰入金でございます。
歳入につきましては歳出の中でご説明申し上げました。以上で説明を終わります。
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議長(村尾富造君)
これから質疑を行います。
(「質疑なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
質疑なしと認めます。
お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。
これから議案第61号を採決します。この採決は起立によって行います。本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
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議長(村尾富造君)
起立全員です。したがって、議案第61号 平成20年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予
算(第2号)は原案のとおり可決されました。
日程第18 発議第1号
議長(村尾富造君)
日程第18 発議第1号 議員の派遣についてを議題とします。
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議長(村尾富造君)
お諮りします。本件については記載のとおりの内容で議員の派遣をしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
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議長(村尾富造君)
異議なしと認めます。したがって、本件については原案のとおり派遣することに決定しました。
閉会宣言
議長(村尾富造君)
これで本日の会議は全部終了しました。
平成20年第7回清里町議会定例会を閉会します。ご苦労さまでした。
閉会:午前11時39分
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議会事務局
〒099-4492
北海道斜里郡清里町羽衣町13番地
電話:0152-25-2188
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