第5回定例会会議録

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  • 平成19年9月12日(水曜日)
  • 開会:午前9時30分
  • 閉会:午後1時55分

開議宣言

議長(村尾富造君)

ただいまの出席議員数は9名です。ただいまから平成19年第5回清里町議会定例会を開会します。
ただちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(村尾富造君)

日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、2番 加藤 健次君、3番 畠山 英樹君を指名致します。

日程第2 会期の決定について

議長(村尾富造君)

日程第2 会期の決定についてを議題とします。本件について、委員長の報告を求めます。議会運営委員会委員長 加藤 健次君。

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2番(加藤健次君)

本定例会は決算認定が提出された議会であり、一般質問、決算審査、その他一般議案などから判断して、本定例会の会期は本日より9月14日までの3日間とすることが適当と思います。以上が議会運営委員会の結果でありますのでご報告いたします。

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議長(村尾富造君)

お諮りします。本定例会の会期は委員長の報告どおり、本日から9月14日までの3日間にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月14日までの3日間に決定いたしました。

日程第3 議長諸般の報告

議長(村尾富造君)

日程第3 議長諸般の報告を行います。事務局長に報告させます。議会事務局長。

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事務局長

議長諸般の報告、5点についてご報告申し上げます。

1点目、団体からの要望についてであります。平成19年9月5日、札弦地区自治会協議会 塚田 昭会長はじめ4名の自治会長がお越しになり、8月29日に発生した札鶴ベニヤ株式会社本社工場火災に伴う再建支援対策に係る要望書が提出されました。内容につきましては4ページに添付してございますので、ご参照いただきたいと存じます。
2点目、議員の派遣状況および会議・行事等の出席報告についてであります。(1)麦乾燥調製貯蔵施設およびウエンベツ明渠改修事業要請でありますが、7月24日、村尾議長が町長、農協組合長とともに標記事業の推進要請のため、地元選出国会議員並びに農林水産省・国土交通省の関係者に対し要請を行っておりますのでご報告申し上げます。(2)網走支庁管内総合開発期成会夏季要望でありますが、7月25日、村尾議長は農政班として農林水産省に赴き、同省幹部に対して網走支庁管内の農政上の懸案事項を解決すべく要望を行っております。(3)市町村アカデミー町村議会議員特別セミナーについてでありますが、8月2日から3日までの2日間、千葉県で開催され、村尾議員、田中議員が参加をいたしております。著名な講師による講演が行われ、広く研鑽を深めてきたところであります。(4)斜里郡3町議会議長・副議長会議についてですが、8月30日、小清水町で開催され、議長、副議長が出席をいたしております。記載の協議事項、情報交換がなされたところであります。(5)その他の会議・行事等の出席状況ですが、記載の会議・行事等に議長はじめ各議員が出席をいたしておりますので、ご報告を申し上げます。
3点目、常任委員会および議会運営委員会の開催状況についてであります。それぞれ、記載のとおりの日程・内容で開催されておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
4点目、例月出納検査の結果についてであります。平成19年8月分、9月分の出納検査の結果が別紙5ページから6ページのとおり提出されております。いずれも適正であるとの報告でございますので、併せてご報告申し上げます。
5点目、平成19年度第5回清里町議会定例会説明員等の報告についてであります。別紙7ページのとおりでございますので、ご参照いただきたいと存じます。

以上で議長諸般の報告を終わります。

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議長(村尾富造君)

これで、議長諸般の報告を終わります。

日程第4 町長一般行政報告

議長(村尾富造君)

日程第4 町長一般行政報告を行います。町長 橋場 博君。

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町長(橋場 博君)

町長の一般行政報告を申し上げます。

第1の主要事業報告でありますが、1点目、オホーツクAI事業に係るサッポロビールビヤガーデン清里町PRへの参加についてであります。AI事業といいますのは、オホーツクエリア・アイデンティ事業で、平成15年に設立、国・道・市町村の機関が参加しているオホーツク地域活性化戦略会議でございます。オホーツク地域を全体で盛り上げようとする趣旨の団体でございます。網走支庁地域政策部の全面的バックアップによりまして、7月22日、札幌市・大通り公園・西八丁目広場で清里町の紹介やPR、焼酎の試飲等を実施いたしました。併せまして、サッポロビールとのタイアップにより、清里の水を使用したオリジナルビール7月の風の販売を行いました。7月20日から7月31日までの間、大通り会場の大型テレビに清里町の映像を流していただきました。2点目、麦乾燥調製貯蔵施設およびウエンベツ明渠改修事業要請につきましては、7月24日、農林水産省・国土交通省・地元選出国会議員に対し、事業の早期着工と推進について要請を行ってまいりました。3点目、網走支庁管内総合開発期成会夏季要望は、7月25日、海上保安庁・環境省の担当で、それぞれ記載の要望活動を行ってまいりました。4点目、ウエンベツ川明渠改修事業要請は、8月6日、北海道開発局へ赴き、農業水産部長・次長・課長に対し事業の早期着工の要請を行ってまいりました。5点目、パパスランドさっつるの道の駅の登録でございます。8月10日、網走開発建設部長から、道の駅登録証の伝達が行われました。登録番号は第101号で、11月1日から運用開始でございます。6点目、7月23日の豪雨・降雹に係る災害対策についてであります。7月23日、午後5時から午後6時にかけまして、神威観測所で降雨量35ミリを記録いたしました。被害状況は記載のとおりで、直ちに対応措置を講じた次第であります。7点目、札鶴ベニヤ本社工場火災に係る災害対策についてであります。発生場場所は、札弦40番地の合板整造工場。出火日時は8月29日の午後8時30分頃。出火原因はロータリードライヤー経年劣化による発熱の疑いであります。被害状況は、建物5棟で面積1万692平方メートル。工場全体面積は約1万2千平方メートルですから、ほぼ全焼したということであります。災害対策状況は、災害対策本部並びに現地対策本部を設置し、各防災関係機関との密接な連携のもとに、それぞれの対策を講じてまいりました。この火災での斜里地区消防組合3町の状況を申し上げます。消防職員46名および消防団員159名と消防車輌20台の出動、消火栓5栓、防火水槽10ケ所、ウエンベツ川の自然水利2ケ所、畑灌の多目的栓2ケ所からの給水による延焼防止に努め、8月31日に各分野の支援対策チームを設置しながら今日に至っております。また、9月3日、午前零時43分、再燃で消防車輌5台が出動、同日、午前2時25分に鎮火をいたしております。
8点目、酒類製造免許の条件緩和通知についてであります。9月6日、網走税務署長から受けた条件緩和後に製造できる種類および量の許可内容は、清里町で生産された特産品、麦・かぼちゃ・長いも・玉ねぎ・そば・とうもろこしを主原料とする単式蒸留焼酎で、製造数量は、会計年度100キロリットル以内でございます。

第2の主要事業の執行状況、1点目、平成19年度議決工事の進捗状況でございます。農産物処理加工施設整備工事の工期は7月20日から12月20日まで、進捗状況は15パーセントで計画とおりの現況でございます。2点目、農作物生育状況についてでありますが、普及センターの酒井係長からご報告をいただきました。秋まき小麦はすでに収穫済みでございますが、10アール当たり乾麦で9.6俵、昨年は10俵なのでやや減少でありますが、平年作で、良質の小麦が収穫されたそうでございます。春まき小麦は、10アール当たり乾麦で7.7俵、昨年よりは多少下回っております。馬鈴薯は、数は少ないですが大きないもが付いているそうです。10アール当たりの予想収量は80俵、ライマン価予想は平年並みです。てんさいは、多少遅れ気味で推移しておりますが後半に成長が促進されたそうでございます。10アール当たりの予想収量は6千500キログラム、現状糖分はやや低いですが、これからの天候に期待をしているそうでございます。大豆は、ほぼ平年並み。小豆は、平年作で推移していましたが急に色づき始め、さや付きもたいへんよく、豊作が予想されるそうでございます。玉ねぎは、すでに根切りも終了しましたが、大玉傾向でLLサイズの規格外が多いそうです。牧草は、8月下旬の好天により収穫作業が早まり、二番草も平年並みのよいものが獲れたそうです。とうもろこしは、平年作で推移しておりましたが、好天により収穫が早まることが予想されているそうです。

第3の主な会議・行事等の報告について申し上げます。高齢者意見芸能発表大会は、7月20日、80名の参加をいただき、プラネットで行われました。各クラブの唄・踊りの発表がございました。ふれあい広場2007きよさとは、7月29日、1千500人の方々のご参加をいただき、保健センター前庭で行われております。障がい者や高齢者との交流を通し、理解を深め、社会参加の促進、ノーマライゼーションの普及が図られたと思います。景観計画策定町民公開講座は、8月28日、小林昭裕教授を迎え講演会が行われました。90名のご参加をいただき無事終了いたしました。ふるさと産業まつりは、前夜祭を含め、9月1日から9月2日で行われました。前夜祭のじゃがいも踊りや2日の各事業、約8千人の方々のご参加をいただき盛会の内に終了いたしました。また、埼玉県鶴ヶ島市長・商工女性部の方々のご参加もいただいております。協賛行事の第30回記念斜里岳ロードレース大会も行われ、岡崎朋美・藤本祐二、両オリンピック選手の出場もいただき、盛会の内に終了しております。高齢者合同運動会は、9月7日、トレーニングセンターで行われました。155名のご参加をいただき、軽スポーツ・交流会が実施されました。以上申し上げ、町長の一般行政報告とさせていただきます。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで、町長一般行政報告は終わりました。

日程第5 選挙第6号

議長(村尾富造君)

日程第5 選挙第6号 清里町選挙管理委員会委員および同補充員の選挙を行います。
お諮りします。選挙の方法は、議会先例により、指名推選にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。
お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定しました。
それでは、指名します。
選挙管理委員会委員に、水元町第1 若松 明さん、札弦町第1 渡辺裕子さん、水元町第2 服部利道さん、羽衣町南 工藤特雄さん。
同補充員に、第1位 上斜里西 塩澤 亨さん、第2位 新町 澤田 清さん、第3位 羽衣町第1 根元 忠さん、第4位 羽衣町南 樫村信一さん。以上の方々を指名いたします。
お諮りします。ただいま議長が指名しました方々を清里町選挙管理委員会委員および同補充員の当選人と決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました方々を清里町選挙管理委員会委員および同補充員の当選人と決定しました。

日程第6 同意第4号

議長(村尾富造君)

日程第6 同意第4号 清里町教育委員会委員の任命についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。町長 橋場 博君。

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町長(橋場 博君)

清里町教育委員会委員の任命についてご説明いたします。
現教育委員であります上野正見氏は、9月30日の任期満了を以て退任することとなりましたので、同氏の後任として、石井幸二氏を選任いたしたく議会の同意を求めるものであります。石井氏は青葉で農業を経営し、昭和27年6月16日生まれの満55歳であります。現在、農業経営のかたわら、緑町山村留学の会長をはじめ、社会教育委員などをされております。石井氏の学歴等につきましては、別紙記載のとおりでありますので、詳細説明は省略させていただきます。地方教育行政の組織および運営に関する法律第4条第1項の規定でありますが、委員は人格が高潔で、教育・学術および文化に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て任命する、という定めであります。また、委員の任期は、平成19年10月1日から4年間であります。議員各位、満場のご賛同を賜りたく宜しくお願いを申し上げ、提案理由の説明に代えさせていただきます。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。

これで質疑を終わります。

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議長(村尾富造君)

本件については、議会先例により討論を省略します。
これから同意第4号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、同意第4号 清里町教育委員会委員の任命については原案のとおり同意することに決定しました。

日程第7 一般質問

議長(村尾富造君)

日程第7 一般質問を行います、発言を許します。田中 誠君。

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5番(田中 誠君)

高齢者福祉の現状と対策について、3点についてお伺いをしたいと思います。
我が国における少子高齢化は、急速に進んでおり、全国の65歳以上の割合は21パーセントに達しております。また、本町の高齢化率はすでに30パーセントを超えております。
今後は、後期高齢者の割合が一層高まり、介護を必要とする高齢者が増えることが予想されています。
高齢者を支える状況については、核家族化の進展や女性の社会進出などが進み、家族介護力は、今後とも低下の傾向が続くと予想されております。
こういった中で、国、地方とも莫大な債務残高を抱えて、財源不足の中での高齢者対策は、たいへん深刻な社会問題であり、国、地方とも対策に苦慮しているのが実態であります。
今後とも高齢化が進み、高齢者の数は、まだまだ多くなると予測されておりますので、要介護者をいかに少なくするか、そして、高齢者に健康で、生きがいを持って人生を全うしていただくことが、たいへん重要な事であると考えております。
そういったことで、町長、教育長に次の3点について、考え方を伺いたいと思います。

まず1点目、清里町の高齢化の実態と今後の予測について、本町の高齢化率、高齢者人口の推移と今後の予測をどの様に押さえているか伺いたいたいと思います。2点目でありますが、清里町の高齢者施策と今後の対応について、(1)要介護認定者数の推移と各種サービスの利用状況はどの様になっているのか、伺いたいと思います。さらに、(2)国においては、在宅介護を推し進めていますが、清里町における介護サービスの基本的な考え方について、伺いたいと思います。(3)高齢者数の増加とともに要介護者数も当然増えてくると思いいすが、清里町では要介護者を減らすためにどの様な対応策を取られているのか、この点についてもお伺いしたいと思います。
3点目でありますが、高齢者の健康づくり・生きがいづくり対策について、お伺いをしたいと思います。

(1)ことぶき大学のあり方について伺いたいと思います。
ことぶき大学は、昭和46年に開設されたと聞いていますが、これまでに多くの高齢者が在籍し、高齢者の健康づくり・生きがいづくりに大きく寄与してきたことは、誰でもが認めるところであります。
ところで、近年は、高齢者数が多くなっているのにも係わらず、ことぶき大学に入校する高齢者は、少なくなっていると伺っておりますが、この現状を教育委員会では、どの様に分析しているか、伺いたいと思います。
次に(2)地域老人クラブの実態について、伺いたいと思います。
町内各地域には老人クラブがありますが、最近、入会者がいなくて運営ができなくなってきているところが、あちらこちらに見られるとの話しを聞きますが、教育委員会として、そういった実態をどの様に捉えておられるか、伺いたいと思います。
(3)高齢者の知識や技能を生かした社会参加について、伺いたいと思います。
このことに関しては、古くて新しい課題でもあり、社会教育では常に課題として取り上げられてきたことでありますし、議会や常任委員会でも何回か取り上げられた経過があります。
先ほどから申し上げているように、いよいよ団塊の世代が定年退職を迎え、一気に高齢者層が増えて参ります。一刻も早く高齢者の社会参加のできる条件整備を行政や関係機関等が連携を図り、充実する必要があるのではないかと考えますが、どの様に考えているか、伺いたいと思います。
(4)高齢者スポーツ・文化活動の推進方策について伺いたいと思います。
町長は、本年度の町政執行方針で、シルバーの疾病予防対策に取り組むことを掲げ、すでに具体策が先の常任委員会に提示されました。
内容は、パークゴルフ場などのスポーツ施設使用料を半額にするというものであります。
このことは、高齢者には歓迎され、健康づくり・生きがいづくりに結びつくものと評価をしているところであります。
この施策については、行政上げて取り組むものと思われますが、各課の連携はどの様に図られているのか、お聞きをしたいと思います。

以上、1回目の質問を終わりたいと思います。

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議長(村尾富造君)

町長 橋場 博君

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町長(橋場 博君)

田中議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。
高齢者の現状と対策につきまして、申し上げたいと思います。

1点目の清里町の高齢化の実態と今後の予測についてでありますが、まず、はじめに、本町の高齢化率、高齢者人口の推移について申し上げます。
清里町における65歳以上の高齢者は、介護保険制度が施行された平成12年、2,000年でありますが、1,284人であり、65歳以上の高齢者が総人口に占める割合であります高齢化率は24.2パーセントでありました。
第2期介護保険事業計画がスタートしました平成15年の65歳以上の高齢者は1,397人、高齢化率は27.3パーセントとなりました。そして、今年8月末現在の65歳以上の高齢者は1,466人、高齢化率は30.4パーセントとなっております。
なお、75歳以上の後期高齢者は、平成12年には549人でありましたが、今年8月末では753人となっております。
我が国の人口構造は、国民の生活水準が向上し、公衆衛生の向上や医学の進歩も相まって、平均寿命の著しい伸と少子化により、高齢化は急速に進み、平成12年の65歳以上の高齢者は日本で、2,200万人、高齢化率は17パーセントでしたが、国立社会保障・人口問題研究所の日本の将来人口推計によりますと、団塊の世代が加わる平成26年には高齢者が1,000万人増加して3,200万人、高齢化率は25パーセントに達し、国民の4人に1人が65歳以上の高齢者になるといわれております。
次に、高齢者人口の今後の予測でありますが、本町の総人口は徐々に減少しておりますが、高齢者人口はここ数年間、毎年10数名ずつ増加し、第3期介護保険事業計画の最終年度の平成22年には、1,510人に達し、高齢化率も毎年0.5パーセントずつ上昇して32パーセントになると予測されております。更に、平成27年には、終戦後の昭和22~24年ごろの第一次ベビーブーム時代に生まれた団塊の世代が高齢期に達し、高齢者人口の大幅な増加が予想されております。
また、全国的にも、団塊の世代が65歳以上の高齢者となる平成27年には、65歳以上の人口が3,280万人に達し、高齢化率は26パーセントに、その内75歳以上の後期高齢者も1,580万人となり、後期高齢化率は12.5パーセントになることが見込まれております。
次に、清里町の高齢者施策と今後の対応について申し上げます。
まず、要介護認定者の推移と各種サービス利用状況でありますが、本町の介護保険の要介護認定者数は、平成12年度の制度施行時は177人でしたが、制度の普及により翌年の平成13年度は224人、平成15年度は216人、平成17年度は243人、今年8月末現在では230人となっております。
介護度別の認定者は、もっとも介護状態が軽い要支援が46人、要介護1が46人、要介護2が50人、要介護3が40人、要介護4が25人、要介護5が23人となっております。
介護認定者の内、75歳以上の後期高齢者が209人と認定者全体の9割以上を占めております。この認定者数は、平成17年度をピークに介護予防の取り組みなどにより減少傾向にあり、当分の間は大幅な増加はないものと思われますが、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に達する、平成37年頃には要介護認定者の大幅な増加が予想されております。
なお、本町の要介護者の認定率は15.6パーセントと全国平均の16.4パーセントを0.8パーセント下回っている状況にあります。
介護サービスの利用の状況でありますが、要介護の認定を受けて、現在、家族の介護や地域の支援、町単独事業の福祉サービスなどを受けながら、在宅で介護サービスを利用者し生活している方は、ホームへプサービス利用者が41人、斜里地域や小清水日赤のホーム看護ステーションの利用者は13人、清楽園のデーサービス通所者33人、介護老人保健施設きよさとのディケアー通所者が29人、介護保険施設の短期入所者が16人、車椅子やベット等福祉用具給付貸与者は22人等、実人員は120人となっております。
また、在宅介護が困難な方で、施設に入所し食事や入浴、機能訓練などの介護サービスを受けている方は、72人おります。この内訳を申し上げますと、特別養護老人ホーム清楽園入所者が39人、介護老人保健施設きよさとが33人となっております。
この、施設入所者の要介護度別では、要介護1が2人、要介護2が15人、要介護3が23人、要介護4と要介護5がそれぞれ16人となっております。施設には在宅介護が困難な重度の要介護者が多く入所をしております。
この他に、要介護の認定を受けておりますが、医療機関に入院などでサービスを受けていない方が38人おります。
介護サービスの提供につきましては、介護サービス事業者のご努力と要介護者およびご家族のご理解により、平成18年3月に策定いたしました清里町第3期介護保険事業計画のとおり、順調に介護サービスが提供されております。

2点目の、清里町における介護サービスの基本的な考え方でありますが、国の介護保険制度および本町の介護保険事業計画では、要介護高齢者が住み慣れた地域で、在宅で介護サービスを受けながら、自立した生活を継続することを基本としております。しかし、重度の要介護者や家族の介護・看護体制などの問題で在宅介護が困難な方につきましては、施設に入所し、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営む事ができるように施設介護サービスを提供して参ります。
介護保険施設の入所は市町村を越えた広域入所となりますが、本町の施設の入所定員は、特別養護老人ホーム清楽園が50床、介護老人保健施設きよさとが70床であります。
国が定める平成26年度の施設整備の目標値は、要介護度2以上の中度・重度者の37パーセントであり、本町の場合は51床になりますが、すでに120床が整備されています。 本町の施設整備は目標値の2.4倍の入所定員を有しており、全道・全国的にももっとも整備が図られている地域であると思っております。
今後も介護保険制度および要介護者の推移を見ながら介護サービスの適正な量・質の確保に努めてまいります。

3点目の、清里町の要介護者を減らすための対応策でありますが、本格的な高齢社会を迎え、豊富な経験と知識を持った高齢者の方々が、住み慣れた地域で、安心していつまでも健康で社会参加できることが、町民すべての共通の願いでありますが、現実には、生活習慣からの疾病で、寝たきりや認知症になりやすい75歳以上の後期高齢者の割合は一層高まり、介護を必要とする高齢者が増え、高齢者の介護を支える家族の負担も大きくなってきております。
介護保険は平成18年度の制度改正により、従来の介護給付の内容を見直し、介護サービスの効果的な利用と生活機能の維持・向上や生活機能低下の早期発見など介護予防重視型への転換が図られております。
本町におきましても、こうした制度の改正により平成18年度に設置を致しました地域包括支援センターを中心とて、要支援の方を対象とした新予防給付事業を実施いたしております。また、高齢者を地域で支援するための相談体制や高齢者を総合的に支援する情報提供、権利擁護事業、ケアマネジメントなどの包括的・継続的支援事業を展開して介護予防事業を推進致しております。さらに、町単独事業として福祉サービス事業実施要綱を制定して、介護および生活支援が必要な高齢者や障害を持った方々が住み慣れた地域で安心して生活が送れるように介護保険認定にならない方を対象にホームヘルプサービス事業、清楽園や介護老人保健施設きよさとのデイサービス・デイケア事業・短期入所事業・入浴サービス事業など、また、週1回定期的にボランティアさんが夕食を届け、健康状態など確認を行う配食サービス事業、在宅の寝たきり高齢者等を対象にした介護用品支給事業、高齢者世帯を巡回し安否確認や生活指導を行う訪問サービス事業、リハビリ専門員を派遣する機能訓練事業、通院のため汽車やバスの利用が困難な方を対象とした送迎サービスや送迎介護サービス事業、バス路線廃止に伴う交通弱者支援事業などを行っているところであります。
また、後期高齢者の医療制度は、老人医療費を中心に国民医療費が増大するなか、医療保険制度を将来にわたり持続可能なものとしていくため、高齢化社会に対応した仕組みとして、高齢者世代と現役世代の負担を明確化し、公平で分かりやすい独立した医療制度として、これまでの老人保健制度に替わり、平成20年4月からスタートいたします。
この中で予定されております、後期高齢者に対する健康診査につきましては、生活の質を確保し、本人の残存能力を落とさない介護予防が重要となりますので、糖尿病等の生活習慣病の早期発見と疾病の早期治療の観点から健康診査は重要であり、介護保険の地域支援事業との連携を図り健康診査を実施して参ります。
次に高齢者の健康づくり・生きがいづくり対策についてであります。
高齢者の健康づくり、疾病予防対策につきましては、平成17年2月に策定いたしました清里町健康づくり計画に基づき、関係する教育委員会、町民生活課、保健福祉課や社会福祉協議会などのプロジェクトチームを設置しております。それぞれが連携を取りながら、さわやか健康講座いきいき健康セミナー、高齢者組織や人クラブ、ことぶき大学、自治会ふれあいサロン、健幸サークルなど高齢者サークルや団体の健康相談・健康教育、介護予防教室や国民健康保険の各種検診補助事業などを実施しております。
また、高齢者の生涯を通じた健康づくり、地域生活支援、生きがい活動など高齢者の社会参加や生涯学習が一層重要となって参りますので、関係機関、福祉施設、社会福祉団体、自治会などと充分に連携を図り、適切、且つ積極的に対処して参ります。
なお、具体的な対策の取り組みおよび推進につきましては、教育長より答弁させますので、ご理解を賜りたいと存じます。

以上、申し上げまして答弁といたします。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

3番目の高齢者の健康づくり・生きがいづくり対策について、ご答弁申し上げたいと思います。

(1)のことぶき大学のあり方についてでありますが、清里町ことぶき大学につきましては、60歳以上の高齢者を対象に毎週金曜日、年間35回程度の回数を実施しているところであります。議員ご指摘のとおり35年以上の歴史を持った高齢者教室であります。
この間、多くの受講者が教養学習や趣味を通じた生きがいづくりなどを行って参りました。ピーク時には約100名ほどの受講者が在籍したこともありましたが、ここ数年は70名程度の受講生で推移しているところであります。
30数年の経過の中で、高齢者の方々の生活スタイルや趣味・趣向も変化して参りまして、個人で自由に行動すること、団体活動に拒否感をもつ方、こういう方が多くなってきている状況にあります。ことぶき大学につきましてはも60歳代から80歳代の方々が在籍しておりますが、同一の講座内容で実施することも検討の余地があると考えております。
2点目の地域老人クラブの実態でありますが、昭和49年に清里町老人クラブ連合会が発足しまして、ピーク時には11団体、450名程度の方々が加入されておりましたが、現在は9団体、300名弱の会員数となっております。うち一つの単位会が事情により活動停止の状況にありますが、他の単位会はそれぞれ自主的な活動を行っております。
老人クラブにおきましてもなかなか新規加入者がない状態にありますが、魅力ある老人クラブ活動等について連合会役員会の中で検討を行って参りましたが、今後も議論を行っていくよう指導を行って参りたいと考えております。
3点目の高齢者の知識や技能を生かした社会参加についてでありますが、高齢者の方々の知識や技能を生かした社会参加は高齢化社会の中で、大きな課題であります。現在、教育委員会が所管することぶき大学、老人クラブ連合会関係の具体的事業の中において、幼稚園の園児との交流による世代間交流、ことぶき大学授業への中学生の参加、更には各学校における総合的学習の中で、昔のお菓子づくりや料理、昔遊びの指導、学校菜園や木工技術の指導などの活動が成されております。また、社会福祉協議会では、幼稚園・保育所の園児、小学校低学年を対象とした学童保育の児童を対象とした子ども農園につきましても、高齢者の方々の指導をいただき、運営を行っているところであります。
議員ご指摘のとおり、今後、ますます高齢者が増えて参ります。高齢者の持っている知識や技能を活用する方法について、今後も検討していくことが必要と考えております。
4点目につきましては、先ほど町長の方から詳しくお話がありましたので、答弁は控えさせていただきたいと思います。

以上、私の答弁とさせていただきます

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

質問事項の1番目、2番目については、おおよそ理解ができましたので、3番目の高齢者の健康づくり・生きがいづくり対策についてもう少し、伺いたいと思います。
ことぶき大学のあり方についてですが、ことぶき大学は昭和46年に開設されていますから、36年目を迎えていますが、この間、一番在籍者数が多かったのは何年で、何名在籍していたのか。そして、本年度の在籍者数をお聞かせいただきたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

ことぶき大学の受講生についてでありますが、一番多かったのが平成17年度の111名がもっとも多い在籍者。平成19年度の受講者につきましては、70名となっております。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

これについても人口の減少とともに減っているのかなぁと思いますが、第6次社会教育中期計画では、ことぶき大学については、「ことぶき大学の実施方法や時期を検討します。」と明記されていますが、教育委員会では当然、今まで開設してきて課題等を押さえていることと思いますが、何が課題で、どの様に検討されているのか、お聞かせ頂きたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

答弁の前に訂正をさせてください。先ほど一番受講生が多い時は、平成17年と言ったようですが、平成7年でございますので、訂正をお願いしたいと思います。
ことぶき大学と中期計画の兼ね合いでございますが、ことぶき大学の実施方法につきましては、このカリキュラムは毎年、受講生の要望などを取り入れて実施しているところでございます。しかしながら高齢者の生活課題、必要課題、これらについて60歳代から80歳代という広い世代に同一の講座内容で実施するのが、果たして如何なものなのかという問題が生じていると考えております。これまで、ことぶき大学の実施内容につきましては、教養学習、個別の趣味などに応じたクラブ活動、その他社交ダンス、茶道、カラオケなど行う若返り教室、情報化社会に応じたコンピュータ教室、この様な今日的課題に対応しながら学習を行ってきたところであります。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

今の時代、カラオケ、コンピュータにも興味を持って活動して頂くと、こういうことで努力をなされているわけでありますけれど、人間、誰でもが健康で生きがいを持って人生を全うしたいと思っているわけであります。 やはり、努力はされておられますが、指導に当たられる担当職員は、その時代に合ったカリキュラムを考えるだとか、その時代の学習要求に沿ったプログラムを提供するという、そういう努力が必要ではないでしょうか。また、そうしなければ、誰も見向きもしなくなるのではないでしょうか。

そういった意味で、担当職員には、時代を先取りした感覚を持っていただきたいものと思いますが、如何お考えでしょうか。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

ことぶき大学に限らず、各種の講座につきましても町民やその時代の社会的課題に応じた講座が必須であると認識しております。そういう考え方を持ちまして今後、ことぶき大学、各種の講座につきまして新たな改革を持ちながら進めて参りたいと考えておりますので、ご理解頂きたいと思います。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

次に地域老人クラブについて、お伺いをしたいと思います。
先ほど答弁の中にも活動の指導を成されていると言う話しがありましたが、私の聞く中では地域の老人クラブには、若い方の参加がないという悩みがあると聞きますが、先ほど、清里の老人クラブの実態を伺いましたが、老人クラブに加盟する高齢者が少なくなっている理由の一つとして、「老人クラブ」という名称のイメージがよくない様な気がするのです。私もある講師の先生から聞いた話でありますが、老人の「老」という字は、土に人が半分埋もれた状態を表しているということで、「老人」という言葉は使うべきでないとおっしゃっておられました。
私も、2~3年すると60歳を迎え、老人クラブに加入できる年齢になりますが、老人クラブに入る気持ちにはなれないのです。 そんなことで、クラブの名称についても非常に大切ではないかと思っていますが、このことについて、教育委員会として考えたことがあるか、お聞きしたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

「老人クラブ」という名称がマイナスイメージとして捉えられて、新規加入者に影響するということでございますが、田中議員ご指摘のとおりと考えております。
現在、行政的にも「老人」という表現はほとんど使用しておりません。ただ、老人クラブの上部団体であります全道、全国の連合会が「全道老人クラブ連合会」「全国老人クラブ連合会」という名称でありまして、団体の歴史的な意義も含めまして本町だけが名称の変更を行うことが、果たして妥当なのかどうなのか、検討する余地はあると考えてはおりますが、上部団体との繋がりがありますので、その辺も考えながらやっていかなければならないというのが現状でございます。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

次に教育長の答弁の中にもありましたが、老人クラブに代わるもので、町内の何カ所かの自治会では、自治会の関係者がお世話役をして「シルバーサロン」を実施し、高齢者の好評を得ていると伺っておりますが、実態は把握しているか、お聞きしたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

シルバーサロンについてのご質問でございますが、シルバーサロンにつきましては、各自治会の主体的な事業として、羽衣南、羽衣第2・第3、水元第2、新町、5つの自治会において活動されているとお聞きしております。
内容につきましては、70歳又は75歳以上の高齢者の方々を対象としまして、概ね月に1回程度で日帰りの研修旅行、軽スポーツ等の健康づくり、介護予防教室、昼食交流会、敬老会などを行っているとお聞きしております。
これらは各自治会の関係者、ボランティアの皆さんが運営をしておりまして、高齢者の身近な活動として重要な事業であると考えております。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

各自治会でシルバーサロンを実施されて、地域の高齢者の生きがいづくりに貢献され、好評であると聞きます。できれば全町的に広がってくれればと思っております。
次に、ことぶき大学だとかの集合学習に参加することのできない、また、参加したがらない高齢者のためにも、地域での「集いの場」を提供する方策が必要と考えますが、その点についてどの様にお考えなのか、お伺いしたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

ことぶき大学につきましては、35年以上の歴史を持っておりまして、高齢者が主体的に自らが生活課題や学習課題を解決する場、そういう学習機会としての集い、学ぶ場として今までもやってきておりますし、これからはより受講しやすいことぶき大学に検討していく必要があると考えております。しかしながら、個人で自由に活動する方ですとか団体活動に拒否感を持っている方が非常に増えております。先ほどのシルバーサロンもそうですが、地域という身近な中で集まることも一つの方法かと思っております。そういう問題、老人クラブの問題を含めまして、そういう人方が参加しやすい老人クラブ、ことぶき大学、こういうものを目指して今後、進めていきたいと思っておりますので、ご理解頂きたいと思います。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

次に高齢者の知識や技能を生かした社会参加について、少し伺いたいと思います。
昨年度、郷土資料館が改修・整備された際に、教育委員会から、郷土資料を具体的な形で解説・説明できる人材の育成が必要であり、高齢者の持つ知識や経験を生かしたボランティアの育成・活用を図りたいとの話しがありました。このことは、まさに高齢者の知識や技能を生かした社会参加であり、たいへん重要なことなので、所管委員会でも、外装の整備は勿論、中身の充実もしっかりやってください、とお願いをした経過があります。この件に関しては、どの様に進められているか、この点についてお聞きをしておきたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

郷土資料館の関係でございますが、高齢者の社会参加の一方策として郷土資料館を中心とした高齢者ボランティアの育成・活用を図っていきたいということでございました。現在のところ、ことぶき大学の大学生が中心となっておりますが、7名の方の登録をいただきまして活動を始めております。今後につきましても登録人員の増員に努めまして資料の整備、資料館の説明など、施設ボランティアとしてご活躍頂くよう事業計画を進めておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

高齢者の持っている知識、能力、経験を生かしたボランティアの育成、それを活用していくことは、郷土資料館のみならず他の部分でもぜひ、活用して頂きたいと思います。
このことについては、たいへん、大切なことでもありますし、ぜひ、実現するよう重ねて要望を申し上げておきたいと思います。
次に高齢者のスポーツ・文化活動の推進方策について、伺いたいと思います。
高齢者については、ゲートボール、パークゴルフがさかんに行われており、健康づくりの一翼を担っておりますが、課題となっているのは、冬季間のスポーツであります。
早くから冬季間にできる軽スポーツを考案して頂きたいとの要望がありますが、誰にでも手軽にできる軽スポーツの導入について、研究はされているか、伺いたいと思います。

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議長(村尾富造君)

教育長 荻野美樹君

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教育長(荻野美樹君)

議員ご指摘のとおり現在、高齢者が気楽にできるスポーツということになりますとゲートボール、パークゴルフがあるわけでございます。ゲートボールにつきましては、高齢者の嗜好の変化によりまして競技人口が激減しておりまして、清里町においても非常に減少している状況にあります。ゲートボールは冬期間も室内でできるわけで、室内競技場も整備をしましたが、現状はその様な状況になっております。
パークゴルフにつきましては、非常に愛好家が増えている状況にあります。
新たな軽スポーツの取り組みでございますが、平成14年のスポーツフェスティバルからゲートカーリングを組み入れて行っております。この競技は室内で行える競技でありまして、一部老人クラブ等でも競技を行っていますが、何とか普及しようということでスポーツフェスティバルでも行っているのですが、今のところあまり広がってはいません。
今後につきましても、冬期間の室内スポーツを考えていかなければならないと思っております。ただ、最近の傾向としまして、高齢者と言われる方々が、町民プールですとかトレーニングセンターの利用が増加傾向にございます。トレーニング器機のある第1トレーニング室の利用ですとか冬期間、卓球をするグループですとか、高齢者のスポーツ活動も個別化、多様化の傾向にあると教育委員会では分析をしております。そういった施設も含めまして、環境整備、人的整備が今後、重要になってくるかと考えております。

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議長(村尾富造君)

田中 誠君

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5番(田中 誠君)

冬季間はやはりこもりがちになろうかと思います。ぜひ、体育指導委員さんを中心に新しい軽スポーツを考案していただいて、普及していただくことを要望申し上げておきたいと思います。
次に町長にお伺いしたいと思いますが、町長の施策の中に高齢者の健康づくりということで、介護予防の一環としてスポーツ施設使用料を半額にするということが、先の委員会にも提示がされましたが、このことにつきましては、私も評価をするところであります。この点について、半額にするというより助成をしていくという形にならないのか。なぜならば、今後、体育施設が指定管理者制度に移行していきますが、そういったときに半額免除、全額免除ということでなくて、助成をしていく形にした方が利用実績も分かり易いと思うのです。私は、助成制度にしてはどうかと考えますが、町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

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議長(村尾富造君)

町長 橋場 博君

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町長(橋場 博君)

お答えを申し上げたいと思います。
方法論は色々とあろうかとは思いますが、高齢化社会の実態でありますが、基をただしますと70歳を古希といわれるくらい人生50年時代が長かったわけでありますから、70歳以上はまれだったわけです。60歳だから老人クラブに入ろうということにならないのも現実の姿であろうと思います。しかしながら、いずれかの段階では社会参加をして頂かなければならないわけでありますし、そういったときに気軽に社会参加できる方策、団体に入るか、あるいは個人で軽スポーツに参加する、こういったことが大事ではないかと思うわけであります。
そういった中で、色んな施設の使用料につきましても多くの方々が手続を踏まずに気軽に社会参加ができる方策は何かと考察した場合に、高齢者の施設使用料の関係が出てくると思うわけでありまして、今回、その様な判断をさせて頂いた次第でありますので、ご理解を賜りたいと思います。

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議長(村尾富造君)

田中議員に通告します。1~2分で持ち時間が終わりますので、最後になると思いますので、しっかり質問してください。

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5番(田中 誠君)

分かりました。最後の質問にします。
最後になりますが、先ほど教育長の答弁にもありましたが、今回、市町村議員セミナーに参加させていただきまして、気のついたことを申し上げたいと思います。
福井県のある学校で、福祉教育の一環としてやっている例でありますが、清里では授業としてボランティアで雪はねだとかをやっているとお聞きしていますが、そこでは子ども民生委員ということでやっていて、学校へ行く前に近所の老人家庭の雪はねをしていく。また、寄り道活動ということで、声かけ活動や昔話を聞いて帰るという福祉教育の一環として、育ち、育てられる教育ということで、教育効果が非常に高いというお話をお聞きして来たわけです。可能であれば、参考にしていただきたいと思うわけであります。
また、平成18年度から地域包括支援センターができまして地域の福祉サービスの向上ということで努力されていますが、どんな小さなことでも気軽に相談できる窓口となっていると思うのですが、さらにどんな些細なことでも相談できる場所、そういうサービスに一層努めて頂きたいと思うわけです。
そういったことで、冒頭にも申し上げましたが、高齢者の福祉対策については、今後、行政を進める上で、ますます大きなウエイトを占めることになると思われます。
本町では、すでに、この問題について、各セクション連携を取りながら取り組んでおられるとのことなので、一応、安堵致しておりますが、まだまだ課題も残されているものと思われますので、今後、課題解決のため一層の努力を期待して、私の一般質問を終わらせていただきます。

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議長(村尾富造君)

答弁はよろしいですか。
これで、田中 誠君の質問を終わります。
以上で、一般質問を終わります。
ここで11時15分まで休憩します。

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休憩:午前11時00分~午前11時15分

日程第8 議案第30号

議長(村尾富造君)

休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第8 議案第30号 清里町土地開発公社定款の変更についてを議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。企画財政課長

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企画財政課長

ただいま上程されました、議案第30号清里町土地開発公社定款の変更について、提案理由のご説明を申し上げます。本件につきましては、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定により、清里町土地開発公社定款の一部を変更するにあたり、議会の議決を求めるものでございます。法律におきましては、公社の定款の変更は、設立団体の議会の議決を経て、都道府県遅知事の認可を得なければその効力を生じないと規定されております。それでは、新旧対照表によりご説明を申し上げますので、審議資料の1ページをお開きいただきたいと思います。変更部分はアンダーラインで示しておりますが、今般、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が10月1日より施行されるにあたり、余裕金の運用を規定している第23条第2号中、郵便貯金又はを削除するものでございます。また、附則において、本年10月1日からの施行を規定しております。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第30号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第30号 清里町土地開発公社定款の変更については、原案のとおり可決されました。

日程第9 議案第31号

議長(村尾富造君)

日程第9 議案第31号 緑温泉条例の一を改正する条例を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。産業課長

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産業課長

ただいま上程されました、議案第31号緑温泉条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。改正内容につきましては審議資料の新旧対照表でいたしますので2ページをお開きください。今回の改正は、条文中の温泉を施設に改正するのと、指定管理者制度に関するものでございます。改正箇所はアンダーラインで示しております。改正前の第1条から3条中の温泉を施設に改正します。改正前第4条管理運営の委託は、休館日および開館時間に改正し、規則で定めます。第5条は利用許可の追加条文でございます。改正前第5条利用料を第6条に、第6条使用料の還付を第7条に、第7条利用の制限又は取り消し等を第8条に、第8条利用者の義務を第9条に、それぞれ繰り下げいたします。第10条は指定管理者による管理の追加条文でございます。第1項は、指定管理者に行わせることができる条文。第2項は、指定管理者は、町長の承認を得て施設の休館日および開館時間を変更することができる条文。第3項は、指定管理者に移行した場合、第5条から第8条の町長を指定管理者に読み替える条文。第4項は、本文施行前の許可申請行為等の継続。第5項は、利用料は指定管理者の収入とさせることの条文。第6項は、利用料は町長の承認を得て指定管理者が定める条文。第11条第1項第1号から第4号までの指定管理者の業務については追加条文。第12条原状回復義務、第13条免責事項も追加条文でございます。改正前第9条委任を第14条に繰り下げし、附則は施行期日を定めるもの。条例の繰り下げに伴い、改正前別表第5条第1項関係を第6条第1項関係に改正いたします。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第31号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第31号 緑温泉条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

日程第10 議案第32号

議長(村尾富造君)

日程第10 議案第32号 清里オートキャンプ場設置条例の一を改正する条例を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。産業課長

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産業課長

ただいま上程されました、議案第32号清里オートキャンプ場設置条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。改正内容につきましては審議資料の新旧対照表でいたしますので6ページをお開きください。今回の改正は、条文中のキャンプ場を施設に改正、他の用語整理、指定管理者制度に関するものでございます。改正箇所はアンダーラインで示しております。改正前の第1条から2条中のキャンプ場を施設に改正します。第3条使用期間および時間は追加条文で規則で定めます。改正前第3条使用申込を第4条に、第4条使用の制限を第5条にそれぞれ繰り下げ、条文中のキャンプ場を施設に、改正前第1項前項を前条に改正いたします。改正前第5条使用料を第6条に、第6条行為の制限を第7条にそれぞれ繰り下げ、改正前第6条キャンプ場を削除し第7条第1項第4号の施設に改正いたします。第8条使用許可の取り消し等、第9条指定管理者による管理、第10条指定管理者の業務、第11条原状回復義務は追加条文でございます。改正前第7条損害賠償を第12条に繰り下げ、条文中の前条を第7条に、キャンプ場を施設に改正いたします。第8条免責事項を第13条に繰り下げ、条文中の町長はを指定管理者はに、キャンプ場を施設に改正します。改正前第9条管理運営の委託は削除し、第10条委任を第14条に繰り下げいたします。附則は施行期日を定めるもの。条例の繰り下げに伴い、改正前別表第5条関係を第6条関係に改正いたします。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第32号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第32号 清里オートキャンプ場設置条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

日程第11 議案第33号

議長(村尾富造君)

日程第11 議案第33号 江南パークゴルフ場設置条例の一を改正する条例を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。産業課長

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産業課長

ただいま上程されました、議案第33号江南パークゴルフ場設置条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。改正内容につきましては審議資料の新旧対照表でいたしますので10ページをお開きください。今回の改正内容は、指定管理者制度に関するものと使用料金でございます。改正箇所はアンダーラインで示しております。第3条使用期間および時間は追加条文で規則で定めます。改正前第3条使用料を第4条に繰り下げし、第5条使用の許可を追加します。改正前第4条使用の制限は第6条に繰り下げします。第7条使用許可の取り消し等、第8条指定管理者による管理、第9条指定管理者の業務、第10条原状回復義務は追加条文でございます。改正前第5条損害賠償を第11条に、第6条免責事項を第12条に、第7条委任を第13条に繰り下げし、第6条の条文中、町長はを指定管理者はに改正します。附則は施行期日を定めるもの。条例の繰り下げに伴い、改正前別表第3条関係を第4条関係に改正いたします。別表の使用料の内容をご説明いたします。回数券12枚綴りを新設。シーズン券は1万2千円を6千円に、70歳以上は半額とする改正でございます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第33号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第33号 江南パークゴルフ場設置条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

日程第12 議案第34号

議長(村尾富造君)

日程第12 議案第34号 清里町生涯学習総合センター条例の一を改正する条例を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。生涯教育課長

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生涯教育課長

ただいま上程されました、議案第34号清里町生涯学習総合センター条例の一部を改正する条例の提案理由について、ご説明いたします。改正内容につきましては現条例から図書館に関わる規定を削除するものであります。審議資料の新旧対照表でご説明いたしますので14ページをお開きください。改正箇所はアンダーラインで示しております。改正前条例第2条第2項の図書館の規定を削除し、第3項を繰り下げるものです。第5条および第6条も条例中の図書館を削除するものです。附則は施行期日を定めるものでございます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第34号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第34号 清里町生涯学習総合センター条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

日程第13 議案第35号

議長(村尾富造君)

日程第13 議案第35号 清里町図書館条例の制定を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。生涯教育課長

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生涯教育課長

ただいま上程されました、議案第35号清里町図書館条例の制定について、提案理由のご説明をいたします。生涯学習総合センターに併設されております図書館につきましては、生涯学習総合センター条例でその内容を規定しておりましたが、指定管理者制度等に伴い単独条例を制定するものです。第1条は図書館の設置。第2条は名称および位置の規定。第3条は職員に関する規定。第4条は図書館資料の収集、整理保存および貸し出しを中心とした図書館事業の規定。第5条は図書館の開館時間、休館日および臨時の開館・休館を規定。第6条は指定管理者による管理。第7条は指定管理者が行う業務の規定。第8条は委任事項の規定であります。附則は施行期日を定めるものでございます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第35号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第35号 清里町図書館条例の制定は、原案のとおり可決されました。

日程第14 議案第36号

議長(村尾富造君)

日程第14 議案第36号 清里町体育施設条例の全部を改正する条例を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。生涯教育課長

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生涯教育課長

ただいま上程されました、議案第36号清里町体育施設条例の全部を改正する条例の提案理由について、ご説明いたします。改正内容につきましては指定管理者制度に関する規定の追加と文言の整理でございます。審議資料の新旧対照表でご説明いたしますので15ページをお開きください。改正箇所はアンダーラインで示しております。改正後の条例第1条は文言の整理。第3条は施設管理委任に関わる法的根拠規定。第4条は休館日および開館時間の追加規定。第5条使用の許可、第6条使用の制限は条文の繰り下げ。第7条特別の設備の設置の許可および第8条販売行為等の禁止は追加条文。第9条から第14条は条文の繰り下げ。併せて、第13条第1項および第2項の使用者の義務、第14条賠償の責務の具体的内容の改正であります。改正前条例12条過料規定の削除。改正後第15条は指定管理者が管理を行うことができる規定。第16条は指定管理者の業務の規定。第17条は原状回復義務の規定。第18条は指定管理者に対する報告、調査、指示の規定。附則は施行期日を定めるものでございます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第36号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第36号 清里町体育施設条例の全部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

日程第15 議案第37号

議長(村尾富造君)

日程第15 議案第37号 平成19年度清里町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。企画財政課長

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企画財政課長

ただいま上程されました、議案第37号平成19年度清里町一般会計補正予算(第3号)の提案理由について、ご説明いたします。今回の補正は第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ4143万6千円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ60億2千501万8千円とするものでございます。第1条第2項につきましては、後ほど事項別明細書でご説明申し上げます。
第2条の地方債の補正は議案書を3枚お開きください。いずれも起債許可額の決定並びに事業費の確定による限度額の変更でございます。臨時財政対策債につきましては、限度額を110万円追加し補正後の限度額を1億4千680万円に、リサイクルセンターストックヤード整備事業債につきましては、限度額を200万円追加し補正後の限度額を810万円に変更するものでございます。
補正予算、歳出の概要をご説明いたしますので、別冊審議資料の21ページ補正予算概要をお開きください。今回は、緊急的並びに次年度からの事業執行に対応が必要なもの、加えて、社会福祉事業等における過年度の精算措置について補正をお願いするものです。事業費の上段、かっこ書きは、補正後の当該事業費の予算総額であり、財源内訳については記載のとおりでございますので説明を省略させていただきます。民生費の障がい者自立支援法施行円滑化事務費等特別支援事業は、制度改定に伴う支払いソフトプログラム購入による事業費、158万6千円を補正するものでございます。衛生費の清掃センター修繕事業は、焼却施設の排ガス処理用空気圧縮機の耐用修繕に236万3千円の補正を行うものでございます。土木費の公営住宅整備事業2千400万円は、当初予算で執行させていただきました基本設計に引続き、明年度からの建設事業実施に向けた実施設計並びに地耐力調査、団地内道路調査設計業務を行うものです。なお、次の22ページに基本設計による配置予定図がございますが、現在、10棟、44戸の建設を予定してございます。教育費の学校施設耐震診断業務委託は、法律の改正に基づき、昭和56年以前に建設された学校施設の耐震診断を実施する経費として1千260万円の補正を行うものです。なお、最終の23ページに資料を添付いたしてございますが、対象は光岳小学校以下4校で、法律により義務付けられた学校関係の耐震診断は、記載のとおりですべてでございます。続いて、補正予算に関する説明書、事項別明細書の4ページをお開きください。ただいま補正予算概要で説明した事業につきましては、一部説明を省略させていただきます。議会費・1目議会費106万4千円は、常任委員会の所管事務調査2泊3日に係る旅費および自動車借上料を補正するものです。総務費・1目企画振興費・1節報酬10万6千円および9節旅費6千円は、景観計画策定に係る総合開発審議会の委員報酬と費用弁償の補正で、19節負担金補助および交付金は、札弦パパスランド道の駅登録に係る北海道地区道の駅連絡会負担金5万円でございます。民生費・2目障がい者自立支援費・18節備品購入費は、先ほど説明いたしました障がい者福祉電算システム購入費でございます。23節償還金利子および割引料87万7千円は、障がい者自立支援給付費に係る過年度分の国および道に対する精算返納金でございます。衛生費・2目予防費・23節償還金利子および割引料2千円は、同じく保健事業に係る道への過年度返納金。4目環境衛生費・28節繰出金233万3千円の減額は、農業集落排水事業特別会計への繰出金であり、同会計の前年度繰越金確定による財源調整および町道3線排水路草刈事業を、農地・水・環境保全向上対策事業へ振替したことによる減額でございます。2項清掃費・1目清掃事業費の補正は先ほど説明いたしましたので省略させていただきます。なお、特定財源200万の地方債はリサイクルセンターストックヤード整備財源であり、一般財源について、財源振替の差額36万3千円を補正するものでございます。農林水産業費・2目林業振興費・19節負担金補助および交付金29万7千円は、熊捕獲用箱罠整備に係る経費を猟友会に補助するものです。商工費・1目商工総務費・19節負担金補助および交付金4万5千円は、通年雇用促進事業として新たに発足した斜網地区協議会への負担金でございます。土木費・2目住宅建設費は先ほど説明させていただきました委託料並びに事務に係る需用費の補正でございます。教育費・2目教育諸費・13節委託料77万3千円は、平成15年度に整備を行った町内小中学校のパソコン226台の、ウイルス駆除ソフトの更新事業でございます。2項小学校費・1目学校管理費の補正は、先ほど説明しました学校施設耐震診断業務委託料でございます。
歳入をご説明いたしますので1ページにお戻りください。総括でご説明申し上げます。一般財源として、9款・地方交付税3千573万3千円。13款・国庫支出金152万1千円は、公営住宅建設事業地耐力業務に係る国庫交付金。14款・道支出金108万2千円は、障がい者自立支援対策事業に係る道補助金。10款・町債は、310万円の内、臨時財政対策債補正分110万円が一般財源となってございます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第37号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第37号 平成19年度清里町一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
ここで、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

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休憩:午前11時50分~午後1時00分

日程第16 議案第38号

議長(村尾富造君)

日程第16 議案第38号 平成19年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。保健福祉課長

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保健福祉課長

ただいま上程されました、議案第38号平成19年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由をご説明いたします。今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ1千834万1千円を追加し、予算の総額を3億6千692万千円とするものです。第2項につきましては、別冊の補正予算に関する説明書により説明いたします。
最初に歳出から説明いたしますので、中程の薄茶色のカラーの仕切りの介護保険事業特別会計事項別明細書の3ページをお開き願います。今回の補正は、平成18年度分介護給付費確定による精算の結果、追加交付と超過交付分の返納および前年度繰越金、歳出の保険給付費基金積立金・諸支出金に充てるため補正を行うものであります。歳出の保険給付費・2目施設介護サービス給付費300万円の増額は、施設給付費の見込み額の増加によるものです。財源内訳のその他80万円は支払基金交付金、一般財源は前年度繰越金です。同じく保険給付費・1目特定入所者介護サービス等費285万7千円の増額は、特定入所者に係る食費、居住費の保険者負担見込み額の増加によるものです。財源内訳のその他76万2千円は、支払基金交付金、一般財源は前年度繰越金です。次の基金積立金は、前年度繰越金の一部500万円を基金に積立て、次年度以降の保険給付費に充てるものです。次のページの諸支出金・1目償還金748万4千円の補正は、平成18年度介護給付費等確定による精算の結果、超過交付分を、国、道、支払基金に返還するものであります。財源内訳の一般財源は前年度繰越金です。
1ページの総括表の歳入につきましては、歳出の特定財源で説明いたしましたので省略させていただきます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第38号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第38号 平成19年度清里町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。

日程第17 議案第39号

議長(村尾富造君)

日程第17 議案第39号 平成19年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。町民生活課長

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町民生活課長

ただいま上程されました、議案第39号平成19年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ64万2千円を追加し、予算の総額を、7億1千429万9千円とするものです。第1条第2項につきましては、事項別明細書によりご説明申し上げます。

それでは、歳出よりご説明申し上げますので、事項別明細書の3ページをお開きください。なお、今回の補正は、平成18年度の医療費の確定によります精算とその財源の振替に係る補正並びに前年度繰越金の調整措置を行うものであります。保険給付費・1目一般被保険者療養給付費につきましては、財源の振替を行うものであり、特定財源のその他361万9千円の減は、基金繰入金であります。2目退職被保険者等療養給付費につきましても財源の振替であり、特定財源のその他268万7千円の増は、療養給付費交付金であります。諸支出金・1目償還金・23節償還金利子および割引料64万2千円の増額は、過年度分の医療費の確定精算に伴い療養給付費負担金を返納するものであります。

それでは歳入についてご説明申し上げますので、1ぺージ、総括歳入をお開きください。4款・療養給付費交付金、8款・繰入金につきましては特定財源であり、9款・繰越金につきましては一般財源として充当させて頂きます。以上で 説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第39号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第39号 平成19年度清里町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。

日程第18 議案第40号

議長(村尾富造君)

日程第18 議案第40号 平成19年度清里町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。町民生活課長

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町民生活課長

ただいま上程されました、議案第40号平成19年度清里町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明申し上げます。今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ147万5千円を追加し、予算の総額を8千22万4千円とするものであります。
第1条第2項につきましては、別冊の事項別明細書により説明申し上げます。
それでは歳出からご説明申し上げますので、事項別明細書の3ページをお開きください。なお、今回の補正の主な内容は、先に実施した税務署との協議の結果、不足が生じた消費税の増額、併せて、前年度繰越金の調整措置を行うものであります。総務費・1目一般管理費・27節公課費 は消費税精査による増額分28万3千円であります。基金積立・1目積立金の119万2千円の増額は、簡易水道施設整備基金積立金であり、調整残額を積み立てるものであります。特定財源 のその他3千円は、簡易水道施設整備基金利子であります。
それでは、歳入についてご説明申し上げますので、1ページ総括歳入をお開きください。2款・財産収入は特定財源、4款・繰越金147万2千円の増額は前年度の繰越金であり、一般財源に充当させて頂きます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第40号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第40号 平成19年度清里町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。

日程第19 議案第41号

議長(村尾富造君)

日程第19 議案第41号 平成19年度清里町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。町民生活課長

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町民生活課長

ただいま上程されました、議案第41号平成19年度清里町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明申し上げます。今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ110万円を減額し、予算の総額を1億3千210万円とするものであります。第1条第2項につきましては、別冊の事項別明細書により、ご説明申し上げます。
それでは歳出からご説明申し上げますので、事項別明細書の3ページをお開きください。今回の補正は、一般会計・道営整備事業であります農地・水・環境保全向上対策事業導入による事業費の振替と、併せて前年度繰越金の調整措置を行うものであります。事業費・1目農業集落排水事業費110万円の減額は、農地・水・環境保全向上対策事業への事業費の振替による減額補正であり、町単独工事請負費のうち3線排水路草刈事業に要する予算金額であります。公債費・1目 元金につきましては、財源の振替を行うものであり、特定財源のその他233万3千円の減額は、一般会計繰入金であります。
それでは歳入についてご説明申し上げますので、1ページ、総括歳入をお開きください。3款・繰入金は特定財源であり、4款・繰越金123万3千円の増額は前年度の繰越金であり、一般財源に充当させて頂きます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第41号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第41号 平成19年度清里町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。

日程第20 議案第42号

議長(村尾富造君)

日程第20 議案第42号 平成19年度清里町焼酎事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本件について、提案理由の説明を求めます。焼酎事業所長

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焼酎事業所長

ただいま上程されました、議案第42号平成19年度清里町焼酎事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明申し上げます。今回の補正は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出それぞれ265万1千円を追加し、予算の総額を1億2千976万1千円とするものであります。第1条第2項につきましては、別冊の事項別明細書によりご説明申し上げます。歳入歳出補正予算の概略を申し上げます。歳入は前年度繰越金の未計上分の増額補正、歳出は製造費の需用費を増額補正させていただきます。
それでは、うぐいす色3ページの歳出のご説明をさせていただきます。製造費・1目醸造費・11節需用費261万1千円は、資材購入として消耗品費165万1千円およびダムウェーターなどの修繕料100万円の増額でございます。
1ページの歳入をご説明させていただきます。総括表の2款・繰越金は前年度の繰越金で、一般財源でございます。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。本件については、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
これから、議案第42号を採決します。
この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。
したがって、議案第42号 平成19年度清里町焼酎事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。
ここで、議事の都合上、日程第1 認定第21号 平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第7 認 定第27号 平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、都合7件を一括議題とします。
お諮りします。
審査の方法については、議会先例により、提案理由の説明を省略し、議長と監査委員を除く全員をもって構成する決算審査特 別委員会を設置し、これに付託のうえ審査をしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
したがって、議長と監査委員を除く全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託のうえ、審査することに決定しました。
ここで、暫時休憩します。
休憩中に決算審査特別委員会を開催し、正副委員長の互選を願います。

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(休憩)

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議長

休憩前に引き続き、会議を開きます。
決算審査特別委員会の委員長、副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告いたします。委員長 中西安次君。副委員長 澤田伸幸君。以上のとおり報告がありました。
なお、審査の日程は、本日から14日までの3日間に決定したとの報告がありましたので、お知らせしておきます。
お諮りします。
決算審査特別委員会が終了するまで、休会にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
したがって、決算審査特別委員会の審査が終了するで、休会とすることに決定しました。
本日は、これで休会いたします。
ご苦労様でした。

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休会:午後1時55分

平成19年 9月12日(水曜日)

開会:午前11時30分
閉会:午前11時45分

開会・開議宣言

議長(村尾富造君)

ただいまの出席議員数は、9名です。
直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(村尾富造君)

日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、4番、澤 田伸幸君、5番、田中 誠君を指名いたします。

日程第2 認定第1号~認定第7号

議長(村尾富造君)

すでに上程されております認定第1号 平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第7号 平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、都合7件を一括議題とします。本件について、委員長の報告を求めます。決算審査特別委員長 中西安次君。

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8番(中西安次君)

委員会の審査報告をいたします。平成19年9月12日、第5回清里町議会定例会において付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したので、会議規則第76条の規定により報告します。

審査事件

認定第1号 平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成18年度清里町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成18年度清里町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成18年度清里町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成18年度清里町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成18年度清里町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について

審査期日

平成19年9月12日より平成19年9月14日までの3日間

審査の結果

各会計とも認定すべきものと決定した。

委員会の意見

省略

以上であります。

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議長(村尾富造君)

委員長報告に対する質疑を行います。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。
本件については、討論を省略し一括採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。
したがって、これから、認定第1号から認定第7号までを一括採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について委員長の報告は認定です。委員長の報告どおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。したがって、認定第1号 平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第7号 平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長の報告のとおり認定することに決定しました。

日程第3 議案第43号

議長(村尾富造君)

日程第3 議案43号 平成19年度清里町一般会計補正予算(第4号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。企画財政課長

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企画財政課長

すでに上程されております議案第43号平成19年度清里町一般会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。
今回の補正は、去る8月29日に発生した札鶴ベニヤ本社火災による消火活動に要した経費のうち、年度内の不足が生じる見込みのものについて補正を提案させて頂くものでございます。歳入歳出予算補正につきましては、記載のとおり、歳入歳出にそれぞれ478万円を追加し、補正後の予算総額を60億2千979万8千円とするものでございます。第1条第2項につきましては、別冊の一般会計事項別明細書によりご説明をいたしますので、2ページをお開きください。歳出よりご説明申し上げます。今回の補正は、消防費・1目一般管理費・19節負担金補助および交付金・斜里地区消防組合清里分署負担金478万円であり、職員の時間外勤務手当、消防団員の費用弁償、消火活動に要した材料並びに食料、燃料費を補正するものです。詳細につきましては、参考資料として添付してございます斜里地区消防組合の事項別明細書の3ぺージをご覧頂きたいと存じます。常備消防費・3目清里分署費・3節職員手当等は時間外勤務手当72万7千円、11節需用費は消防車輌に要した燃料費18万1千円と消火活動要員の給食経費として要した食料費69万5千円、14節使用料および賃借料は水積載車・マイクロバス・重機の借上料16万8千円、16節原材料費は消化剤として使用した火山灰13万4千円となってございます。職員の時間外につきましては、1回目の出動15名分・延べ315時間、2回目13名・延べ39時間、併せて354時間分でございます。非常時消防費・3目清里消防団費・9節旅費は、団員の火災出動、警戒出動に要した費用弁償287万5千円でございます。内訳は、消化出動1回目85名・24時間、2回目25名・各4時間、警戒出動1回目25名・各4時間分でございます。以上、所要額に対する一般会計・消防費の補正を行うものでございます。歳入のご説明をいたします。一般会計の事項別明細書2ページにお戻りください。地方交付税478万円を補正いたします。
なお、災害対策本部に要した経費は当初予算内での執行をいたします。以上で説明を終わります。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。お諮りします。本件については、討論を省略し採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。これから議案第43号を採決します。この採決は、起立によって行います。本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。したがって、議案第43号 平成19年度清里町一般会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。

日程第4 意見案第5号

議長(村尾富造君)

日程第4 意見案第5号 医師・看護師等の大幅な増員を求める意見書についてを議題とします。本件について、提出者の説明を求めます。産業福祉常任委員会委員長 澤田伸幸君。

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4番(澤田伸幸君)

ただいま上程されました意見案第5号 医師・看護師等の大幅な増員を求める意見書について、本件について地方自治法第99条の規定により、別紙のとおり意見書を提出するものとする。説明については、朗読をもって代えさせていただきます。

(別紙意見案 朗読)

以上でございます。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。これから意見案第5号を採決します。この採決は、起立によって行います。本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。したがって、意見案第5号 医師・看護師等の大幅な増員を求める意見書については原案のとおり可決されました。

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議長(村尾富造君)

お諮りします。ただいま可決されました意見書の提出先並びに内容の字句等について、その整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思いますがご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。したがって、意見書の提出先並びに内容の字句等整理については、議長に委任することに決定しました。

日程第5 意見案第6号

議長(村尾富造君)

日程第5 意見案第6号 自治体財政の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。本件について、委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長 畠山英樹君。

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3番(畠山英樹君)

ただいま上程されました意見案第6号 自治体財政の充実・強化を求める意見書について、本件について地方自治法第99条の規定により、別紙のとおり意見書を提出するものとする。説明については、朗読をもって代えさせていただきます。

(別紙意見案 朗読)

以上でございます。

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議長(村尾富造君)

これから質疑を行います。

(「質疑なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。お諮りします。本件については討論を省略し採決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。これから意見案第6号を採決します。この採決は、起立によって行います。本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

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議長(村尾富造君)

起立全員です。したがって、意見案第6号 自治体財政の充実・強化を求める意見書については原案のとおり可決されました。

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議長(村尾富造君)

お諮りします。ただいま可決されました意見書の提出先並びに内容の字句等について、その整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思いますがご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

異議なしと認めます。したがって、意見書の提出先並びに内容の字句等整理については、議長に委任することに決定しました。

日程第6 発議第5号

議長(村尾富造君)

日程第6 発議第5号 議員の派遣についてを議題とします。
お諮りします。

本件については、記載のとおりの内容で議員の派遣をしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

(「異議なし」との声あり)

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議長(村尾富造君)

質疑なしと認めます。したがって、本件については原案のとおり派遣することに決定しました。

閉会宣言

議長(村尾富造君)

これで本日の日程は全部終了しました。
会議を閉じます。平成19年第5回清里町議会定例会を閉会いたします。ご苦労様でした。

閉会:午前11時45分

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議会事務局

〒099-4492
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